電気代や工事費、機能などについて

200V電源にして電気代が高くなりませんか?

IHクッキングヒーターでは、基本的に200V電源を使用するのですが、100Vを200Vに変更することで、電気代が2倍掛かるのではないか?という心配をされている方が多いようです。

確かに100Vを200Vに変更すると、消費電力は2倍になります。

ただし、100Vに比べて200Vでは、電力だけでなく火力も2倍の強さだと考えてください。

つまり、ヤカンでお湯を沸かすのに6分掛かっていたのが、単純に半分の3分で済むことになります。

100Vに比べて、200Vだと火力が強いので調理時間そのものが短縮できますので、上手に使用することで電気代が上がる心配はありません。

火がみえないので、加熱しているか見分ける方法はありますか?

ラジエントヒーターやハロゲンヒーターなどは赤く発光するので、発熱状況がすぐに判別できますが、IHヒーター部分は発光しません。

しかし、トッププレート部分に発熱ランプが表示されていますし、温度や火力の強さを表す表示も出ていますので問題ありません。

また、小さなお子様がいたずらでスイッチを入れてしまわないかと、心配される人も多いようですが、トッププレート部分に鍋が置いてないと発熱しない構造になっていますし、チャイルドロック機能も付いていますので、安全度は高いと思います。

3口同時に使用することが出来ないって本当ですか?

IHクッキングヒーターは、基本的に同時使用による最大火力が制限されています。

3口タイプのIHクッキングヒーターであれば、最大火力4.8kwか5.8kwとなっている商品が多いようです。

IHヒーター部分の最大火力は1口2.0kwや3.0kwなので、フルパワーだと3口同時に使用することはできません。

しかし、最大火力を制限がかかる、4.8kwや5.8kw以内に抑えておけば3口同時に使用することはできます。

天板のトッププレートは、割れたりしませんか?

IHクッキングヒーターの実物を見たことある人なら解かると思いますが、天板は一見するとガラスのような素材でできています。

そのため、調理器具などを落としてしまった際に、天板が割れてしまったり、傷ついたりするのではないかと心配に思う方が多いようです。

しかし、IHクッキングヒーターの天板は、耐衝撃性に優れた結晶化ガラスが使用されていますので、簡単に割れたり、ヒビが入ったりすることはありません。

また、100kg程度の重さにも耐えられるように作られていますので、重たい鍋などを載せてもまったく問題ありません。

ガスコンロと比べると、火力が弱いのではないですか?

IHクッキングヒーターは、ガスコンロと比較すると火力が弱いという話をよく耳にします。

しかし、実際にはガスコンロと比較した際に、約1.5倍の火力だと言われています。

お湯を沸かす時間で比較すると、約半分の時間で沸騰するそうです。

このように調理時間が短縮されることで、結果として光熱費の削減効果が期待できる訳です。

設置工事は、どれくらいで済みますか?

IHクッキングヒーター本体の設置工事は、どんなに長く掛かっても半日ほどで終了しますので、リフォーム工事のように何日間もキッチンが使えないということはありません。

ただし、アンペア数の変更や分電盤の交換が必要となる場合には、電力会社の工事が必要になりますので、設置工事までに1週間〜2週間ほど必要になります。

ガスコンロと比べて、機能面での違いは何ですか?

IHクッキングヒーターは、火力自動調節機能やタイマー機能などが備わっていますので、ガスコンロと比較するよりは、電子レンジに近い調理器具だと思った方がよいかもしれません。

とくにグリル部分は大幅に進化しており、タイマー設定しておくだけで、ひっくり返す必要もなく、お魚料理も美味しく焼き上がります。



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