マイホームを購入する際、新築住宅を購入するか、中古物件を購入するのかで迷われる人も多いと思います。
また、中古住宅の購入を決断しても、今度は中古マンションと中古一戸建てかで迷われる人もいるでしょう。
賃貸と比較する人もいるかもしれません。
中古の一戸建て物件は新築物件と比較すると、
・購入費用を安く抑えることができる
・実際の建物を見学して購入を決定できる
・物件数が豊富
・短期間で引っ越し、新生活が始められる
・マンションと違い、自分の土地を所有することができる
などのメリットがあります。
中古一戸建て物件の最大の魅力は、なんといっても、低予算で購入することが可能という点ですが、
一方で、
・増築や建替えなどが制限される場合がある
・住宅ローンの融資が制限される場合がある
・素人では劣化状況が判断できない
・地域のコミュニティが出来上がっているので、上手く馴染めない場合がある
・数十万単位の仲介手数料が発生する
・購入後すぐに修繕・リフォーム費用が必要になるケースもある
などのデメリットがあることも忘れてはいけません。
中古物件ならではの注意点
最近は中古物件がよく売れています。
特に築30年以上の中古住宅が人気ですが、売れている最大の理由は、中古物件の魅力だと言われている4大要素にありそうです。
その4大要素とは、「手頃な価格でマイホームが手に入る」「地域にこだわって探せる」「リフォームが容易にできる」「実際の物件を目で見て購入できる」という点です。
このように魅力が多い中古物件ですが、新築物件にはない注意点もいくつかあるのできちんと理解しておくことが必要です。
例えば、築年数が経過している物件の場合は、建築基準法によって増築や建替えができない物件があるということなどが挙げられます。
また、訳ありの抵当権がついている場合なども要注意です。
中古物件は、新築物件とは違い、売りに出されている理由が必ずあります。
売りに出された理由をきちんと確認し、失敗のない中古物件選びをしましょう。