設置工事の費用も予算に含めておこう

ビルトインタイプor据え置きタイプ

ビルトインタイプか据え置きタイプかは、設置する場所によって決まってしまいますので、特に悩むことはないと思います。

ビルトインタイプの方が、多少設置工事の手間が掛かりますので、設置費用が高くなる場合があります。
 

ビルトインタイプ参考画像、据え置きタイプ参考画像(引用:株式会社エコプラン)

火力を決める

IHクッキングヒーターでは、安全面と経済性を考慮して同時に使用できる火力が制限されています。

一般的には、4.8kwタイプの商品が主流ですが、大火力などで使用する機会が多い家庭には5.8kwタイプの商品もあります。

1口の最大火力としては、2.0kw・2.5kw・3.0kwなどがあり、これらを上手く組み合わせることができます。

あくまでも最大火力であり、実際の調理では火力を調節しながら料理しますので、煮込み料理など長い時間使用する場合には、1口の火力は0.5kwほどなので、4.8kwタイプでも不憫さを感じることは、ほとんど無いと思います。

組み合わせ例の参考画像(引用:太陽光発電&オール電化JP)

熱源の種類を決める

最近のIHクッキングヒーターは3口タイプが主流になっていますが、3口それぞれの熱源を決めることが可能です。

一般的なIHクッキングヒーターだと、2口の熱源をIHにして、1口がラジエントタイプとなっている商品が多いようです。

もちろん、3口すべてがIHタイプの商品をありますし、最近増えているのが通常のIHとオールメタルIHにラジエントを1口ずつ配置しているタイプです。

予算で決める

IHクッキングヒーターは7〜8万円の商品もあれば、30万円以上する商品もあります。

高額な商品になれば、熱探知装置やオールメタルIHなど、便利な機能が多く備わっていますが、エコキュートなどの商品との合計金額まで考えておく必要があるでしょう。

また、IHクッキングヒーターは一般的な家庭で使われている100V電源ではなく、200V電源が必要なため、配線工事が必要になります。

販売店によっては、IHクッキングヒーターの商品代金よりも工事代金が高額なってしまう場合もありますので、設置費用まで含めて予算化しておくことが重要です。

新聞折り込みチラシやインターネットサイトなどの金額だけで予算組みしていると、いざ購入する際に高額な工事費用が掛かり、やむなくIHクッキングヒーターのグレードを落とすことにもなります。



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