オール電化製品をリースできる!?

IHクッキングヒーターやエコキュートを電力会社からリースできるって本当?

IHクッキングヒーターやエコキュートをリースすることは可能です。
インターネットなどで検索すると数多くのリース会社がヒットします。

オール電化住宅にしたからといって100%光熱費が削減できるとは限りません。

昼間と夜間の電力使用状況によっては、かえって光熱費が高くなってしまう家庭もわずかですがあります。

さらに、IHクッキングヒーターやエコキュートは、実用化されるようになって、まだ10年や20年ほどしか経っておらず、耐用年数も耐久性もデーターが不十分であり、7〜8年で交換が必要という人もいれば、20年以上は大丈夫という人もいます。

このように「本当に光熱費の削減ができるのか?」「故障や早期寿命で余計な負担が大きいのではないか?」という不安を感じている人には、リースという制度は利用する価値が大きいと思います。

気になるリース料金ですが、IHクッキングヒーターとエコキュートで月々5,000円〜10,000円ほどです。

この金額には、基本的に設置工事費も含まれていますし、故障した際の修理などはすべてリース先の会社が負担をしていますので、余計な出費を最小限に抑えることが可能です。

メーカーの販売店や代理店などが、リースを行っている場合が多いのですが、関西電力のように電力会社自体がリース制度を導入している場合もありますので、リース先は金額だけでなく、安心という面も考慮しておくことをオススメします。

オール電化住宅だと火災保険も安くなるって本当ですか?

オール電化にすることで、火災保険が安くなる場合があるというのは本当です。

オール電化のすることで、火災を起こすリスクが低くなりますので、通常の保険料金よりも掛金は安く設定されています。

すべての火災保険に当てはまる訳ではありませんが、大手保険会社などが取り扱っている火災保険には、オール電化割引が適用されるケースが多いと思います。

住宅ローンを組む際に、一括で火災保険を支払っている人も少なくないと思いますが、このように一括払いしているケースだと、保険会社によってはオール電化住宅にすることで差額分の保険代を払い戻してくれる場合もあります。

既住みの分譲マンションでもオール電化住宅にすることは可能ですか?

すでに住んでいる分譲マンションをオール電化に変更することは可能ですか?という相談をされる人が多いそうです。

工事などシステム的な問題はクリアできると思いますが、一番の問題となるのが設置スペースと電力です。

分譲マンションなどは、リフォームに関する規定が管理組合により細かく設定されていますので、1世帯に利用出来る電力量が限られている場合があります。

オール電化にするには、基本的に従来の100V電源を200Vに変更する必要がありますので、これらの変更点が管理規約によって認められるかによって違ってくると思います。

また、エコキュートや電気温水器などは一度に300〜400リットルの水を貯めておくタンクを設置しなければなりませんので、設置スペースの問題も出てくると思います。

これらの問題をクリアできるのであれば、分譲マンションでもオール電化に変更することは十分に可能です。

オール電化住宅にすると補助金をもらえますか?

残念ながら2012年7月時点で、オール電化に対する国からの補助金は出ていません。

地域によっては、自治体単位でエコキュートの設置に対する補助金を出している場合もありますが、太陽光発電システムのようにエコキュートを設置したからといって必ずもらえるという訳ではありません。

補助金をだしている自治体の多くは、先着順だったり、予算が決まっている場合が多いので、なるべく早い段階で申し込むことをオススメします。

エコキュートに関するホームページなどを見ていると、国からの補助金が40,000円ほど出ると書いてあるサイトを目にしますが、国からの補助金制度は平成22年度をもって終了しています。

いまだにホームページで国からの補助金がもらえるように書いてあるサイトは、数年前の古い情報がそのまま掲載されている場合が多く、作成後にまったく更新されていないサイトという可能性が高いので、数あるサイトから信頼出来るサイトを見極める手段として有効だと思います。

システムキッチンですがIHクッキングヒーターに取り換え可能でしょうか?

現在、ガスコンロが設置してあるシステムキッチンでも、IHクッキングヒーターに取り替えることは可能です。

ビルトインタイプのコンロは基本的に同じサイズで統一されている場合が多いので、同サイズのIHクッキングヒーターであれば、わりと簡単に取り替えることが可能です。

ただし、IH専用の配線に変更する必要がありますので、素人が誰でも簡単に取り替えれる訳ではありません。

設置工事費は意外と高額になってしまいますが、後々のアフターを考えると、プロの業者に依頼することを強くオススメしておきます。

200V配線を確認する方法はありますか?

オール電化にするには、200V電源にすることが条件となります。

あなたの住宅にすでに200V電源が組まれているかどうかで、設置工事費も変わってきますので、事前に200V電源がきているか確認しておくようにしましょう。

確認方法としては、ブレーカーのメインボックスを開けて、白・黒・赤の3本のコードが確認できれば200Vが組まれています。逆に2本の配線しかなければ通常の100Vしか組まれていませんので、新たに200V電源の工事が必要になります。



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