太陽光発電システムを導入する際に気をつけておきたいこと

2011年の東日本大震災の影響で、風力や太陽光、地熱などを使った自然エネルギーによる発電に注目が集まっています。

特にソーラーパネルを設置する太陽光発電システムは、

  • 個人住宅でも設置できる自家発電システムであること
  • 発電された電力のうち余った電力を売却できる
  • 設置にあたり補助金制度が活用できる

などといった理由から人気が集まり、最近では既存・新築を問わず設置を検討する家庭が増えてきています。

自家発電した電気で家の電力をまかない、余ったら売る

通常、一般家庭では電力会社から電気を買って使っていますが、太陽光発電システムによって発電した電気を使うことができれば、その分の電気を購入せずに済み、電気代を節約することができます。
発電した電力でまかないきれなかった、足りない電力分だけを購入するという方法です。

逆に、発電した電力が余ってしまう場合には、余剰電力を売却できる「買取制度」を利用して収入にすることも可能です。
電力を売却できる「買取制度」は、売電価格の設定金額により収入額は違ってきますが、年間を通して最終的にプラスの収入になることもあるでしょう。

もちろん電気代の削減や収入だけでなく、太陽光発電システムを設置する際の初期費用の償却期間やメンテナンス費用などのランニングコストも考慮しなくてはいけません。
ですが近年、太陽光発電システムの設置にかかる初期費用はだんだん下がってきており、一方で余剰電力の売電価格は上がってきているため、設置に有利な条件が整ってきています。

また、2012年7月からは余剰分の電力売却のみでなく、発電した電力の全量を買い取ってもらえる「全量買取制度」が始まり、なお一層、太陽光発電システムが普及すると予想されています。

メーカーや業者のレベルはいろいろ

一口に太陽光発電システムといっても、メーカーや設置業者は多くあります。

メーカーや設置業者を選定する基準には、設置時の初期費用や技術力、ソーラーパネル自体の発電効率などがありますが、どれが最適なのかは設置する住宅や個人の考え方によって異なります。

多くのメーカーや業者を比較し、よりよい条件で太陽光発電システムを設置しましょう。



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