1人暮らしの女性の家ばかりを狙って、強盗や空き巣を繰り返している泥棒もいます。
防犯対策として、なるべく女性の1人暮らしであることを、泥棒に気付かれないようにすることも大事なのです。
そこで今回は、女性の1人暮らし時に気をつけておきたいポイントなどを、簡単に紹介していきたいと思います。
入居の際には必ず鍵を交換しているか確認する
新しく賃貸を借りる際は、必ず鍵を交換してもらうようにしましょう。
不動産会社によっては、鍵の交換を希望する場合は別途1万円、交換の必要がなければ0円という提案をしてくるケースがあります。
もちろん、前入居者から鍵の回収は行っていますが、合鍵を作っていないという保証はどこにもありません。
わたしも実際に不動産会社で働いていましたが、合鍵によるストーカーや空き巣被害は、皆さんが思っているよりも発生しています。
ゴミステーションや駐輪場などが整理されているか?
賃貸物件を選ぶ時の話ですが、物件見学に行ったときには、必ずゴミステーションや駐輪場が綺麗に整理されているのかをチェックしてください。
ゴミステーションや駐輪場などが、綺麗に整理されていない物件というのは、管理会社などが仕事をしていない証拠です。
そんな管理会社であれば、何か問題が起きたときでも、希望する対応をしてくれない場合があります。
これは、管理人が常駐している賃貸物件でも同じことがいえます。管理人が居ながらゴミステーションや駐輪場が整理されていない物件は、管理人が管理人としての仕事をしていないことが予想できますし、それを放っておく管理会社にも問題があると判断できるからです。
1階・2階の部屋を借りるのはなるべく避ける
よく言われることなのですが、マンションなどを借りる際には、3階以上が好ましいといえるでしょう。
その証拠に空き巣などの被害統計をみると、マンションでは1階や2階と比べ、3階以上の被害はかなり低くなります。
とくに1階の空き巣や窃盗被害は大幅に上がってしまいますので、女性であれば下着の盗難などにも気をつけておかなければなりません。
郵便ポストに名前を書かないようにする
女性の1人暮らしであれば、郵便ポストなどに名前を書くことは避けた方が賢明だと思います。
郵便ポストに女性の名前しか書かれていないと、その家が女性の1人暮らしだと泥棒に教えているようなものです。
どうしても名前を書かなければ鳴らない事情がある場合には、家族の名前などを一緒に書いておくなどの対策をすることをお薦めします。
玄関ドアに郵便受けがある場合の注意点
ちょっと古いアパートやコーポのように、玄関ドアに郵便ポストがある場合の注意点なのですが、最近では郵便ポストからの盗撮被害が多発しています。
とくにワンルームなどは、玄関から部屋が丸見えになってしまう間取りも珍しくありません。
郵便ポスト部分から覗かれたり、最悪のケースでは携帯電話などのカメラ機能で盗撮されてしまうこともあるのです。
玄関ドアに郵便ポストが付いている物件は、郵便ポストを開閉できないようにして、別途郵便ポストを設置するなどの対策も考えてみましょう。
その他、気をつけておいた方が良いこと
上記で書いた以外にも、よく言われることなのですが、洗濯物には男性の下着を一緒に干しておくのも防犯になりますし、玄関に男性の靴を置いておくのも効果があります。
また、カーテンの色などから女性の部屋というのを割り出す泥棒もいますので、カーテンをピンク色など、いかにも女性の1人暮らしだと解かるような色は避けた方が良いでしょう。