セキュリティ対策における間違いとは?

わが家は警備会社のホームセキュリティに加入しているから、泥棒対策もバッチリだと思っていませんか?

確かに警備会社のホームセキュリティに加入していないよりも、加入している方が防犯としてはお薦めです。

しかし、だからといって過信するのは大きな間違いです。

泥棒などは、そのちょっとした隙をついてくるのです。

今回は、セキュリティ対策における、間違いや勘違いなどを紹介していきたいと思います。

警備会社に加入しているからといって、気を抜いていませんか?

基本的に警備会社は、警備業法という法律に基づいてルールが決められています。

その警備業法のなかでは、警備会社は通報があってから25分以内に現地到着することが義務となっています。

しかし、泥棒の犯行時刻の多くが5分〜10分という統計データーがあります。

警備会社に加入しているから、それだけで空き巣や泥棒の被害が防げるという考えは少し間違っているように思います。

また、警備会社に加入しているからという安心感が、近所に少し買い物に行くだけだからとか、子供を幼稚園に送迎するだからという気の緩みを招き、戸締りが疎かになることもあります。

このような気の緩みは、泥棒にとって格好の標的となりますので、警備会社に加入しているから安全という考え方は無くし、いつ何時でも細心の注意を払うようにしましょう。

ピッキング対策の鍵だから安全なの?

凄く失礼な言い方になりますが、今時ピッキング対策の鍵錠なんて珍しくもありません。

賃貸の物件でも多くがピッキング対策の鍵がついているほどです。

また、泥棒が玄関から侵入する際に用いる方法は何もピッキングだけでないことも覚えておきましょう。

最近では、郵便受けを破壊して、直接内側からカギを開ける「サムターン回し」の被害も増加していますし、荒っぽい泥棒になればバールなどの工具で無理やりドアを破壊されることもあります。

玄関口など、鍵のある場所への防犯としては、鍵を複数つけたり、サムターン対策を講じるなど、複数の防犯対策を講じておくことが効果的だと思います。

番犬がいるから大丈夫なの?

不審者が侵入してくると、犬が吠えて知らせてくれたりします。そのような点では犬が防犯に大きな意味を持っていることは事実だと思います。

しかし、犬を飼っているからといって過信していると、泥棒はその隙を上手くついてきます。

テレビや漫画のような話しですが、泥棒によっては下見の時点で犬の餌付けまでしていく場合もあるそうです。

また、犬は不審者の姿に反応する場合が多く、二階の窓から侵入するような泥棒には以外に弱いという一面もあるのです。

面格子だから泥棒は侵入できないと思っていませんか?

お風呂場やキッチン窓などに、面格子を取り付けている家は多いと思います。

しかし面格子が付いている窓からは、泥棒が侵入しないという考えを持っているのであればちょっと危険です。

面格子は手なれた人だと、1分もあれば楽に取り外せますし、10秒もあれば破壊することも可能です。

ちょっと近所まで買い物に行ったり、ゴミ出しに行く際に面格子がある窓の鍵を閉めない人も多いと思いますが、それを泥棒は良く知っています。

面格子が付いているからと安心せずに、必ず外出する際には全ての窓の戸締りを行うように心がけておきましょう。

網入りガラスは防犯ガラスではありません

網入りガラスを防犯ガラスだと勘違いしている人が多くいますが、残念ながら網入りガラスは防犯ガラスではなく、防火ガラスです。

火事などの防火に適しているガラスなので、泥棒の侵入などに対する防犯対策としては何も意味がありません。

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