賃貸物件のセキュリティ認定制度について


賃貸物件を借りる際、知っておくと便利なのが「防犯優良マンション認定制度」です。

これは、警視庁や国土交通省の指導により、2006年4月に新しく制定されました。

各都道府県によって、認定の基準は異なりますが、新築・既存物件に限ることなく、認定されることができますので、この認定制度を利用している賃貸オーナー様は、それだけでも防犯に対する意識の高いことを伺い知ることができます。

一般的に認定の基準とされているのが、オートロック・防犯カメラ・建物周辺や建物内通路の照明設備などです。

また、これも地域によって異なることがありますが、多くの自治体では、防犯対策レベルをA〜AAAという3段階で表記する取り組みも始まってしますので、利用者側にしてみればより解かりやすくなったと言えるでしょう。

この認定制度が開始されて、間もなく7年になろうとしていますが、まだまだこの認定制度があるということさえ知らない賃貸オーナーが大勢います。

仮にこのような認定制度あることを知っていても、認定申込みしていない賃貸オーナーも少なくありません。

これは、自分が所有している賃貸マンションや賃貸アパートが「防犯優良マンション」という認定を受けたとしても、特別利益になることが無いと判断している為だと思われます。

今後、賃貸物件を借りる側の私たちが、このように便利な制度を普及させていくためにも、賃貸物件を探す際に、「防犯優良マンション」の認定を受けている物件をメインに探すことで、賃貸オーナー様や物件を管理している不動産会社の考え方を変えていくしかありません。

ちなみに全国的に東京都をはじめ、千葉県・愛知県・兵庫県・三重県・福岡県などは積極的にこの制度の普及に取り組んでいる県というイメージがあります。

「防犯優良マンション認定」を受けている物件をお探しの場合は、不動産会社もしくは、各都道府県の防犯協会にお尋ねしてみてください。

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