泥棒に狙われやすい家、泥棒に嫌われる家というのがあることをご存知ですか?
多くの泥棒は、いきあたりバッタリに犯行を行うことは殆どありません。
泥棒の半数以上は、必ず下見を繰り返しながらターゲットにする家を狙っているというデーターがあります。
そこで、今回は泥棒に狙われやすい家について、簡単に説明していきたいと思います。
行動パターンが決まっている家は狙われやすい
泥棒が下見をするうえで、一番細かくチェックしているのは、その家庭の行動パターンです。
皆さんは以外と気付いていないかもしれませんが、各家庭ごとに行動パターンって以外ち決まっているのです。
例えば、1人暮らしの家であれば、仕事の休みは週末なので、平日の何時〜何時までは留守である。一戸建て住宅ならば、子供が学校から帰宅する時間、奥さんが買い物に出かける時間帯、旦那さんの出勤方法などを泥棒は調べているのです。
泥棒が犯行にかける時間は、1軒に5分〜10分だと言われています。
つまり、昼間は奥様1人の家庭などは、奥様が買い物に出かけてしまえば、十分に犯行に及ぶことが可能となる訳です。
自家用車の汚れや庭の手入れ状態なども参考にしている
泥棒は確実に犯行を行うために、すごく細かな所にまで目を凝らしています。
例えば、自家用車が汚れている家、庭の手入れが煩雑な家などは、あまり几帳面な人が住人でないことが読み取れてしまいます。
このような家は、ちょっと近くへ買い物に出かけるくらいでは、窓や勝手口の旋錠を怠るケースが多いのです。
もちろん、その隙を泥棒が見逃すはずがありません。
泥棒が下見時にチェックする箇所
外壁がある
本来、外壁は道路からのプライバシーを守ったり、防犯目的で設置されていたのですが、最近では外壁が道路からの視界を遮ってくれることで、泥棒にしてみれば、侵入しやすい家だと言えるようです。
隣家との距離
家の裏手などがすぐに隣家という場合、泥棒は隣家にまで気を配る必要があります。
当然、隣家との距離が離れていればいるほど、泥棒には侵入しやすい家ということになります。
防犯システムの有無
最近ではホームセキュリティを備えている個人住宅も増えています。当然、泥棒にしてみれば、ホームセキュリティを完備していない家をターゲットにする可能性が高いです。
逃亡経路が確保できる
泥棒は侵入方法と同じくらい、逃亡経路にも注意を払います。万が一、住人にみつかってしまった場合の逃亡経路が確保できる家というのも、泥棒に入るために必須項目だそうです。
人や車などの通行量
住宅前の道路の通行量というのは、すごく大事です。
泥棒もバカではありませんので、人や車が多く行き交う道路沿いの家は避ける傾向にあります。もちろん、人や車の通りが少ない地域の家は狙われやすいことになります。
2階への侵入経路がある
一戸建て住宅では、まさか2階から泥棒に侵入されると考えている家は少なく、2階では
窓の施錠などが疎かになりがちです。しかし、泥棒の侵入経路で2階の窓というのは思っている以上に多いのです。カーポートや雨どい、物置など2階への侵入経路がある家は高い確率で狙われるのです。
家族構成
当然ですが、1人暮らしの家は狙われやすいです。とくに高齢者の1人暮らしなどは、泥棒からすると格好の獲物です。高齢者は金品を自宅に保管するケースも多いですし、万が一住人に見つかっても逃げ切れる自信があるのでしょう。
洗濯物の取り込み時間
洗濯物の取り込み時間というのは、泥棒が最初にチェックする箇所でもあります。外が暗くなったのに、部屋の電気も付いてない、洗濯物も取り込んでいない家は、夫婦共働きの可能性が強くなります。