これから不動産投資を始めようと考えている方もいることでしょう。
インターネットを活用すれば、不動産投資のサイトは星の数ほど存在していますが、それらの多くがある程度投資の知識がある人向けに作られています。
そこで今回は、不動産投資はもちろん、その他の投資などについてもまったく知識がないという超初心者向けに不動産投資を解説していきたいと思います。

極力難しい専門用語などは使わず、単純明快な不動産投資サイトを目指していきます。

不動産投資とは？

不動産投資とは、アパートやマンション、一戸建て住宅に土地など、あらゆる不動産を利益目的として購入するために資金を投下することをいいます。

一般的な考え方であれば、不動産を購入して利益を生み出すには、アパートやマンションを購入して、それらを賃貸として貸し出す方法があります。土地も同じで、購入した土地を駐車場などにして賃貸することができます。

しかし、この方法では普通の大家さんと変わりません。もちろん家主として利益を生み出すのも立派な不動産投資なのですが、実は賃貸するほかにも利益を生み出す方法があります。
それは、購入した不動産物件を購入した以上の金額で売却することです。1000万円で購入した中古住宅を300万円かけてリフォームし、その物件を1500万円で売却することができれば単純に200万円の利益を生み出したことになります。

このように不動産投資には、賃貸として利益を生み出す【インカムゲイン】という方法と売買により利益を生み出す【キャピタルゲイン】という方法の2種類があります。

インカムゲインを解説

　

売りに出されている不動産物件を購入し、その不動産物件による賃料で利益を生み出すことをインカムゲインと言います。
一般的な家主業だと思えばわかりやすいと思います。

このインカムゲインで最も大事になるのが、利回りです。年間でどれほどの利回りが望める物件なのかをしっかりと見極めるのが成功の秘訣だと思います。
当然ですが、より良い物件を安くで購入し、それを高値で賃貸することができれば利回り率も高くなります。

最近で言う不動産投資の多くが、このインカムゲインによる収入のことを指しています。

キャピタルゲインを解説

　

不動産投資で言う、キャピタルゲインとは売却益によって利益を生み出す方法のことをいいます。さきほども書きましたが、1000万円の中古物件を購入し、それを1000万円以上の価格で売却することができれば成功です。

バブル期などに多くみられた不動産投資法ですが、長年続く不景気の影響もあり、近年ではリスク率が高いこともあり、キャピタルゲインをメインとしている不動産投資家は減少しています。

もちろん今でもキャピタルゲインをメインとして不動産投資をしている専門家もいますが、その多くが競売物件など、格安で不動産物件を購入し、リフォームなどをして転売するケースが多いようです。
昔から、このキャピタルゲインによる不動産投資は「不動産転がし」などと呼ばれ、世間からはあまり良いイメージをもたれることはありません。
ただ、インカムゲインと違い、短期間による利益が見込めることが魅力でもあります。

その他の不動産投資

上記で紹介したインカムゲインとキャピタルゲインの他にも不動産投資はあります。

その一部として【小口化不動産投資】【証券化不動産投資】などがあります。
【小口化不動産投資】とは、複数の投資家が共有して不動産物件を所有することをいいます。不動産投資は数千万円という高額費用が必要となりますので、小額の投資からでも不動産投資が可能にするため、このようなシステムがあります。
また、【証券化不動産投資】も基本的には、小口化不動産投資と同じです。
あまり判りやすい例えではないかもしれませんが、競馬の一口馬主みたいなシステムだと思ってください。