現在もっとも電磁波問題で深刻とされているのが、携帯電話から発せられている電磁波です。
携帯電話から発せられる電磁波は、電子レンジなどと同様の強力なマイクロ波です。
そのマイクロ波を頭部に充てて使用するのですから、やはり電磁波を気にする人には、リスクが大きいと言えるでしょう。
実際に携帯電話から発せられる電磁波が、脳に重大なダメージを与えているとう説もあります。当然、医学的に実証はされておりません。
さらに、男性がよくズボンのポケットに携帯電話を入れていますが、これにより精子を作る作用がある睾丸部分に深刻なダメージを負っているという説もあるのです。
携帯電話基地局の問題
携帯電話本体からの電磁波だけでなく、携帯電話の電波を中継している基地局の問題もクローズアップされています。
このような基地局では高圧線同様に、高いマイクロ波が発生していますので、子供の小児白血病などを誘発するリスクが高いと言われているのです。
そのため、近年では携帯電話会社が設置している基地局を巡り、多くの箇所で撤去要請や裁判沙汰となっているのです。
携帯電話と子供の問題
大人に比べて子供は、カラダが発展途上の状態でもあり、電磁波などの影響を受けやすいと言われています。
そのように未発達な子供が強い電磁波を発している携帯電話を長時間使用していると、人体に対して大きなダメージになることは明白です。
諸外国などでは、15歳以下の子供に対して、携帯電話の使用を制限している国もあります。
そのような面からみれば、電磁波に対する考え方では、日本はまだまだ後進国なのだと思ってしまいます。
スマートフォンと電磁波
ここ1〜2年で急激に使用者が増加しているのが、ソフトバンクのiPhoneを筆頭としているスマートファンです。
このスマートファンは、簡単にいってしまうと小型のパソコンです。
つまり、携帯電話よりも強い電磁波を放出することが容易に想像できると思います。
このスマートファンの普及により、携帯電話の電磁波問題は更に深刻になることは間違いありません。
その証拠に各社から販売されているスマートファンの説明書などには、人体から15ミリ程度話してご利用くださいという一文が入っているそうです。
これは、スマートファンの電磁波がいかに強力であるかを証明しているとも言えるでしょう。