電磁波はどこでも発生している!?

テレビや雑誌などでもよく耳にする機会がある「電磁波」ですが、電磁波とは、そもそも何なのでしょうか?

電磁波とは、「電気」と「磁気」が絡み合うことで発生する、電気の流れのことをいいます。

この電気の流れが「波」のように繰り返し起こることで、「電磁波」と呼ばれています。

この電磁波は、電気が発生する場所には必ず現れます。つまり、家庭内であれば日常的に使用しているテレビや電子レンジなど、家電製品からも当然電磁波が発生していることになります。

電磁波の種類

ただ一言で電磁波といっても、様々な種類の電磁波があります。

凄く大きく分類すると、太陽や地球が作りだしている天然の電磁波もあれば、家電製品や医療機器から発せられているような、人工的な電磁波に分けることができます。

太陽から大量に発せられている電磁波の多くは、地球のシールドによって防御されていますが、家電製品などの電磁波は、人体への健康被害が特に心配されています。

皆さんが日常的に使用している携帯電話やパソコンなど、これらの電化製品からは大量の電磁波が放出されています。

人工的な電磁波にも、それぞれ種類があります。

代表的な物では、病院のレントゲン撮影などで発せられる「赤外線」や「電離放射線」などがあり、家庭内であれば、携帯電話や電子レンジなどの家電製品から発せられている、「低周波」や「マイクロ波」などがあります。

電磁波と健康被害

このような電磁波を浴び過ぎることで、様々な健康被害を及ぼす可能性が問題視されています。

大量の電磁波を長年浴び続けていると、頭痛・吐き気・耳鳴り・倦怠感などの症状が頻繁に起こるようになります。

ただし、このような症状だと、単に風邪を引いてしまったとか、更年期の症状だと勘違いされる人も多く、電磁波の影響だと気付かないまま生活している人も少なくないそうです。

電磁波を長年浴び続けていることで、さらに症状が悪化してしまい「電磁波過敏症」と言って、テレビやパソコンなど、電磁波を発生する製品に近づいただけで、激しい吐き気や頭痛に襲われる体質になってしまうこともあります。

さらに、電磁波には発癌性を高めるリスクがあるという研究も進められており、全世界で電磁の問題がクローズアップされています。

日本国と電磁波

凄く残念なのですが、世界的にみても日本は電磁波問題に関しては、まだまだ後進国と言わざるを得ません。

電磁波問題の先進国では、電磁波の影響が強い携帯電話を子供が使用することを禁止している国もあれば、高圧電線から数メートル以内に住宅の建築を禁止している国もあります。

特にカラダの発達が未熟な子供は電磁波の影響を多く受けやすいと言われています。

高圧電線や送電線の近くに住む人は、発癌する可能性が高いとか、妊婦に悪影響を及ぼすという噂は昔からあります。

他にも、心臓にペースメーカーのような医療機器を装着している人が、IHクッキングヒーターや電子レンジなど、強い電磁波を出す電化製品に近づくと、ペースメーカーが誤作動を起こすという話も良く聞きます。

このような話しが真実なのか、ただの噂話なのか気になりますよね。

このような調査や研究は全世界で行われておりますが、ハッキリとした結論には至っていません。

まずは、自分自身が電磁波に関心をもち、知識を身に付けることが今は一番大事だと思います。



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