不動産投資家となって初めての確定申告

不動産投資を始め場合、毎年必ず確定申告の手続きをしなければなりません。
サラリーマンの方などは、基本的に会社が年末調整として手続きをしてくれますので、一度も確定申告をしたことがないという人も珍しくないでしょう。

しかし、不動産投資をはじめ、家賃収入を得ているのであれば、必ず確定申告をする必要があることを覚えておいてください。
確定申告とは、所得に対しての税金を納める手続きだったり、納税しすぎている税金を返還してもらう手続きにあたります。
つまり、確定申告の状況次第では、未納となっている税金分を支払うこともあれば、払いすぎていた税金を返金(還付)してくれることがあるということです。

確定申告のことを詳しく説明すると、すごく難解になってしまうので、今回は概要だけサラッと説明するだけにしておきます。

まず、確定申告の手続きをする時期ですが、サラリーマンの場合だと12月くらいに年末調整をするからと事務員さんから書類が渡されると思います。ですので、毎年12月だと思われているサラリーマンの方も多いのですが、正確には毎年2月16日〜3月15日までに税務署へ出向き手続きをするのが一般的です。

確定申告の手続きで必要となるのは、前年1月1日〜12月31日までの収入と収出を確認できる書類です。不動産投資家の場合ですが、家賃収入がどれくらいあり、リフォームや設備投資など、どれくらいの費用を費やしたのかということになります。
つまり前年1年間の所得を明確する手続きが確定申告だと思ってください。
所得とは「所得=収入−経費」のことです。

本当にザックリとした説明だけになってしまいましたが、確定申告は何もあなた本人が必ずしなければならないと決まっているわけではありません。
税金の専門家でもある税理士に全てをお願いすることも可能です。
多少の費用は掛かってしまいますが、最初の1年〜2年くらいは税理士にお願いして、確定申告や税金について勉強をしようと考える不動産投資家の方も多くいらっしゃいます。

もし税理士さんに確定申告をお願いするつもりでいるのなら、少しでも早い段階で一度相談しておくようにしましょう。書類関係の手続きは税理士さんが代行してくれますが、その種類を管理・準備するのは本人であるあなたなのですから、どのような管理と準備をしておけばよいのか、その術を教えてもらうことができるからです。

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