よくある質問その1

質問1:どれくらいの段差までなら大丈夫なの?

家庭内の段差といっても、玄関かまちのように20cmほどの段差もあれば、脱衣所と浴室のように3cmほどの段差もありますよね。バリアフリーっていったいどれくらいまでの段差までならOKなのですか?

回答1:室内の段差はすべてフラットにすることが一番望ましいです

確かに脱衣所と浴室のわずかな段差くらいであれば問題ないだろうと思う気持ちは理解できます。しかし、それは若い世代の人の考え方に過ぎません。60代や70代になると、視力が低下していき、足元のわずかな段差でも躓いてしまうことが多くなります。
高齢になるとスリ足で歩行するようになります。つまり、わずか1cmや2cm程度の段差でも躓いてしまい転倒することで、頭を強打したり、手をついたことで骨折するような事故につながることが懸念されているのです。

質問2:手すりは自分で取り付けても大丈夫なのでしょうか?

ホームセンターなどで販売されている手すりを買ってきて自分で取り付けても問題ありませんか?そのほうが相当安上がりで済ませることができると思うのですか。

回答2:多少住宅構造に関する知識があれば可能です

問題となるのが手すりの性能を理解していることと、住宅構造を理解していることが求められます。手すりといっても階段に取り付ける手すり、トイレに取り付ける手すり、廊下に取り付ける手すりなど場所によって求められている機能が違ってきます。
その機能によって縦型の手すりにしたり、L字型の手すりが求められたりもします。
手すりを設置する場所によって求められる機能をしっかりと理解しており、それに見合った手すりを選べる知識が必要です。
そして、もう一つが住宅構造に関する知識です。手すりは全体重を支えるだけの強度が無いと設置する意味がありません。つまり、手すりを設置する場所にはそれなりの強度が求められることになります。壁があるから手すりを取り付けられるという考え方ではNGです。
壁内にしっかりとした強度がある下地材があることが大事なのです。

質問3:和式トイレを洋式トイレに変更できますか?

築年数が古く和式トイレで汲み取り式なのですが両親が高齢になり和式トイレが辛いようです。両親に一度相談したのですが、地域的に下水道が通っていないらしく水洗トイレには出来ないと言われましたが何とかなりませんか?

回答3:和式トイレを洋式トイレにすることは可能です

和式のトイレを洋式のトイレに変更することは当然可能ですし、下水道が通っていない地域でも水洗トイレにすることも可能です。
下水道が通っていない地域であれば「簡易水洗」にしたり「浄化槽」を設置することで水洗トイレにすることができます。多少の費用が掛かりますが各市町村では、このような地域のために様々な補助金制度を設けておりますので、各自治体に一度相談されるか、リフォーム業者に相談してみることで補助金などの話も詳しく聞くことができるはずです。
さらにご家族に要介護の認定を受けている方がいれば、介護保険の補助金制度も利用することができますので、大幅に費用を節減できることになります。

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