新築のバリアフリー

新築のマイホームを購入するのであれば、バリアフリー住宅にすることは決して難しくありません。今では基本的な部分はほとんどバリアフリー対応となっていますので、予算的にもリフォームほど高額な出費になることもありません。
ですので、今現在はバリアフリーの必要がなくても、将来を見据えてバリアフリー住宅を作るように心がけておくことをオススメします。

新築時のバリアフリーポイント

これから新築のマイホームを購入する場合、家族構成や現在の状況にあわせて建築するようにしましょう。
そこで、ここだけはバリアフリー化しておきたいというポイントをいくつか紹介していきたいと思います。

ポイント1:住宅内の段差を無くす

バリアフリーの代名詞といえば、住宅内の段差を無くしてフラットな状態にすることです。
これは多くのハウスメーカーが標準装備としていますので、料金の面を心配する必要はそう高くありません。

廊下と部屋の境目やトイレ、浴室なども標準でバリアフリー化することが可能だと思います。

開口部や廊下の幅を広くする

開口部や廊下の幅をリフォームで拡張するには結構な費用が掛かってしまいますので、できれば新築時に広めの廊下や開口部を作っておくことをオススメします。
同じように階段の幅もリフォームでは大規模な工事になりますので、新築時に余裕を持って作っておきましょう。

開口部は80cm以上、廊下や階段の幅も80cm〜85cmほどの余裕ある作りにしておくのが良いと思います。

トイレや浴室のポイント

トイレや浴室を広めに作る人が多くいらっしゃいますが、それも悪いことではありません。
しかし、いますぐに介護が必要になる家族がいないのであれば、そう慌ててバリアフリー化しておく必要はありません。

トイレやお風呂というのは、家の端に作りますので意外と拡張することが容易にできます。
そこそこの広さに作っておいて、将来的に車椅子を必要とする家族が増えた場合にリフォーム工事で拡張するという計画でも問題ありません。

将来を見据えたバリアフリー住宅にしておく

ご両親と同居する予定もなく、新築を検討するご家族が20台や30代という場合、早急にバリアフリー住宅が必要というわけではありません。

しかし、住宅ローンの支払いが終わる頃には、30歳だった人も60歳を超える年齢となっているはずです。そうなるとバリアフリー住宅が必要になるのは明白です。

このように若いご家族の場合、新築時にバリアフリー住宅にするのではなく、将来的にバリアフリー住宅へとリフォームすることを考えた家の造りにしておくことも良いのではないでしょうか。

新築時には、住宅内の段差を無くすような軽いバリアフリー住宅にしておいて、将来的にお風呂やトイレを拡張できるような間取りにしておいたり、老後の生活を重視した動線のある間取りなどにしておくのも良いと思います。

理想としては50歳くらいで一度目のバリアフリーリフォームを実施して、65歳〜70歳くらいで小規模のバリアフリーリフォームを実施すると、必要に応じた適切なバリアフリー住宅を造ることができるのではないでしょうか。

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