質問4:浴室やトイレを広くすることはできますか?
浴室やトイレが狭く高齢になったときのことを考えると不安です。少しでも広くすることは可能でしょうっか?
回答4:浴室やトイレを広くすることは可能です
もちろん、リフォームで浴室やトイレを広くすることは可能なのですが、これらのリフォームは費用もかかりますし、トラブルの原因となることが多いので緻密な打ち合わせが必要になります。良くあるトラブルで浴室を広げたいといったら、浴室は広くなったけど脱衣所が狭くなったという話を聞きます。これは単純に打ち合わせミスだと思います。
浴室やトイレを広げるには住宅内のどこかを犠牲にするか増築するのが一般的です。
最近では出窓を取り付けることで、広めの浴槽を取り付けることができるようにもなっていますので、このようにリフォーム経験が豊富な業者を選ぶことで、リフォーム工事の選択肢を拡げることが可能になります。
質問5:リフォームで廊下や階段の幅を広げることは可能ですか?
バスルームなどは増築すれば広さを確保することはできると思うのですが、廊下や階段の幅を広くすることも可能なのでしょうか?とくに車椅子での生活を想定しており、今よりも20cm〜30cmほど廊下幅を拡張したいと考えています。
回答5:可能ですが、多額の費用がかかります
いやらしい話になりますが、お金と敷地さえあれば出来ないリフォームはありません。
もちろん、廊下や階段の幅を拡張することも可能です。
しかし、廊下や階段の幅を拡張するには構造自体をいじることにもなりますので、決して簡単な工事ではありません。その分、工期や費用がかさんでしまいます。知り合いが廊下を車椅子でも利用できるように拡張したときには、200万円近い金額が掛かったそうです。
質問6:部屋がすごく寒いのですが、解消できますか?
古い家なので、隙間風などが入り祖母の部屋がすごく寒いのですが、改善することはできますか?エアコンはあまり好きじゃないみたいで、ほとんど使おうとしません。
回答6:機密性能を高めることで解消可能です
断熱材を補強したり、窓ガラスを断熱性が高いペアガラスに交換したりすることで改善することが可能だと思います。ただし、部屋の機密性を高めるということは、それだけハウスダストなどが外に逃げることを防ぐことにもなりますので、機密性能を高めると風邪などに掛かり易くなるというデメリットもあります。
それが高齢者となれば、なおさらですのでしっかりと換気対策などを取ってあげることも忘れないようにしましょう。
質問7:バリアフリーでは引き戸を推奨している理由は?
どうしてもバリアフリー住宅では引き戸を推奨しているのでしょうか?引き戸だとレールを設置する必要があるので、それならば床をフラットにできるドアタイプの方が場アリアフリーに合っていると思うのですが。
回答7:引き戸は車椅子を想定しています
引き戸タイプを推奨している理由は、将来的に車椅子での生活をすることになった場合を想定しているケースが多いです。車椅子に乗ってみるとわかると思いますが、開き戸タイプだとすごく使い辛いです。とくに手前に開くようにしたあるトイレの扉などが良い例だとお考えください。もちろん、車椅子だけではなく高齢になると自力歩行するだけでも大変になりますので、開き戸タイプよりも引き戸タイプの扉のほうが高齢者には使い勝手が良いです。