照明をLEDに変更する
老化の始まりは視力の低下からやってきます。老眼の症状は早ければ40代から始まりますので高齢者の場合、照明設備を明るいものへ変更してあげることをオススメします。
一般的な照明器具をLED照明に変更することで、リモコンでの操作もできるようになりますので、立ったり座ったりが苦手な高齢者には、とても便利です。
個人でも照明の変更は簡単にできますので、低予算でも可能なバリアフリーリフォームです。
相場:1万円〜3万円
窓サッシ部分を断熱性の高いものに変更する
窓サッシ部分をペアガラスや二重サッシに変更することで部屋の断熱性能がたかまりますので、ヒートショックなどにも対応できますし、防音性能もアップします。
相場:6万円〜10万円程度
和室を洋室に変更する
高齢になるとお布団を押入れから出し入れするだけでも相当な体力を必要とします。そのため、高齢になるとお布団ではなくベッドを導入するご家庭も少なくないはずです。しかし和室にベッドというのはあまり見た目的にも良いものではありませし、畳も傷んでしまいます。そこで、和室だった部屋を洋室にリフォームするケースが多くなるのですが、和室を洋室に全面リフォームする場合もありますし、畳の部分だけをフローリングに変更する場合もあります。どちらにしても材料費よりも工事費で相当な費用が掛かってしまいます。
畳部分だけをフローリングに変更する
相場:15万円〜25万円程度
和室全体を洋室に変更する
相場:60万円〜80万円程度
リビングに新たに4畳半の和室をつくる
両親と同居するようになっても、新たに和室を作るスペースが無い場合などは、リビング部分の一角に4畳半ほどの和室を作ることもできます。
相場:40万円〜60万円程度
寝室の入り口を車椅子でも出入りしやすい広さにする
和室の入り口を開口することで車椅子でも楽に出入りできるスペースを確保することができます。また、襖のレールをフラットにすることで、車椅子での出入りの支障にならないようにすることも可能です。