増築のバリアフリー

バリアフリー住宅へとリフォームする場合、ほとんどのケースでは必要箇所のリフォームで対応できてしまうのですが、今まで別居していた親御さんなどと同居することになった場合などは、リフォーム工事ではなく増築した方が結果的に使いやすく費用も抑えることができる場合があります。

敷地に余裕があるなら増築するという方法もある

現在の住宅をバリアフリーするのであれば、敷地に余裕があればバリアフリーリフォームするよりも増築して離れタイプの部屋を作るのも1つの手段だと思います。
とくに車椅子など、介護を必要としているご家族が増えるのであれば、玄関アプローチ部分をスロープに変更したり、玄関部分の段差をなくしたり、廊下幅を拡張したり、開口部を広げたり、トイレを車椅子で利用できる広さに拡張したりと大変大規模なリフォーム工事になってしまいます。

そうなるのであれば、敷地に余裕があればバリアフリー専用の部屋を1つ増築する方が簡単で安上がりになる場合もあります。
玄関も庭先から別にアプローチできるように最初から造れば良いわけですし、浴室までとはいきませんが、離れの部屋の中に専用のトイレを作ることも決して難しくありません。
もちろん、高齢者を隔離してしまっては、さらに症状が悪化するおそれがありますので、家族が自由に行き来きできるように住宅と離して部屋をつくることはNGです。あくまでも住宅内から自由に行き来きできるようにしておくことが大事です。

広さ的には10畳〜12畳ほどの部屋であれば、十分トイレなどまで作ることが可能だと思います。住宅全体をバリアフリーリフォームするよりも、10畳〜12畳ほどの部屋を増築する方が金銭的にもお得になることがありますので、リフォーム業者に1度相談してみてはどうでしょうか。

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