これまで紹介した手続き以外にも、引越し時には色々な変更手続きが必要となります。
これまで紹介しきれなかったものをまとめて紹介していきたいと思います。
新聞・牛乳配達
新聞や牛乳は、基本的に地域によって販売店が決まっているため、よほど近隣への引越しでなければ継続して利用することはできません。
そのため、同じ新聞媒体や同系列の牛乳配達を希望する場合でも、一度清算して新たに申込することになります。
口座引き落としでの契約をしている場合は、そのまま継続して同じ系列店で引継ぎでできないかを確認してみましょう。
銀行
銀行への手続きは後回しにしがちですが、地方銀行を利用している場合は、他の地域に引越しすることで利用が困難になります。
もちろん、支店がなければ解約手続きなども面倒になりますので、できれば引越し日までに何らかの手続きを済ませるようにしておきましょう。
また、銀行口座だけであれば大きな問題ではありませんが、住宅ローンを利用している場合は、必ず住所変更の連絡をしておかなければなりません。
クレジットカード
クレジットカードをご利用の場合も住所変更の手続きを忘れないようにしてください。
急ぐ必要はありませんが、新住所への変更をしておかなければ請求書や明細書が届かないこともありますし、期限が切れた場合の新しいカードが届かない可能性もあります。
郵便物の転送届けをしているからと後回しにする人が多いのですが、転送サービスは1年間で終了してしまいます。
クレジットカードの住所変更手続きは簡単です。
ご利用中のクレジットカード会社のサポートセンターに電話を掛けるか、ホームページから住所変更の届けを済ませるだけです。
とくに必要となる書類等はありませんので、時間に余裕ができたら変更手続きを済ませておくようにしましょう。
携帯電話
携帯電話を利用中の場合、新しい引越し先の住所が決まったら変更手続きをするようにしましょう。
変更手続きは各ショップ、パソコンやケータイ電話からホームページにアクセスすることで可能です。
また引越しにより取引銀行を変更する場合もあるかと思いますが、携帯の利用料金を銀行引き落としにしている場合は、口座振替先の変更も必要になります。
NHK
公共料金と同じ扱いになっていますので、引越し先が決まったら早めに連絡しておくようにしましょう。
子供が別居するケース、結婚して2世帯が1つの世帯になるケース、離婚して別居するケースなど、色んなパターンがあると思いますが、NHKのホームページではあらゆるパターンを想定した手続きが出来るようになっています。
NHKの住所変更手続きができるホームページ
https://pid.nhk.or.jp/jushinryo/AddressChangeMenu.do
インターネット
新しい住所が決まったら出来るだけ早い段階で手続きしておきたいのが「インターネット」です。
インターネットは契約会社によって手続き方法や接続方法に違いがありますので、現在ご契約中の会社に尋ねるようにしてください。
ただ、ほとんどの会社は開通までに2週間〜1ヶ月ほど掛かりますので、なるべく早い段階で手続きをしておかなければ、インターネットが使えない時期がそれだけ長くなります。
もしプロバイダごと乗り換えることを考えているのであれば、別記事の「インターネット回線(wimax)のススメ」を参考にしてください。
各種保険
生命保険、医療保険、自動車保険など、各種保険の住所変更手続きも忘れないようにしましょう。
郵便局で転送手続きをしていれば、1年間は郵便物の転送サービスを受けることができますが、それ以降は住所不明で届かなくなります。
これら保険は年末の源泉徴収などにも使いますので、忘れずに変更手続きをしておくようにしましょう。
勤務先
以外に忘れがちなのが、ご自身が勤めている会社への引越しの報告です。
会社では従業員の住所録などを保管していますので、現住所に変更があれば、すみやかに届出なければなりません。
また交通費を支給してもらっている場合も、交通費の額が変わってきますので、同じように住所変更の報告が必要になります。