引越し時の近隣挨拶について

最近は近所付き合いが希薄なったといわれており、隣にどんな人が住んでいるかさえも知らないことも珍しくありません。

しかし、日本人として伝統や慣例を大切にするのも大事です。
引越し時の挨拶なんてしなくてもいい!という人もいるでしょうが、私の個人的な意見としては旧居・新居のどちらでも挨拶しておくことをお薦めしています。

とくに新居では、これから先も長い付き合いになる方ばかりです。

とくに小さなお子さんがいる家庭の場合は、騒音など何かと近隣に迷惑をかけることもあります。
こんなとき、しっかりとした挨拶をしておくだけでも、近隣の方の対応が全然違ってくるからです。

旧居での挨拶

もう引っ越してしまうから、別に挨拶なんてしなくていいだろ。と思う人も少なくないようです。

たしかにこれまで一言も言葉を交わすことも無いほど付き合いがなければ、わざわざ挨拶する必要はないかもしれません。
しかし、まったく挨拶もしないことなんて滅多にありません。

なので旧居から引越しをする場合も、近隣の方、お世話になった方だけでも引越しの挨拶をしておくのが礼儀だと思います。

とくに親しくしていたご家族には、お世話になったお礼の挨拶と新居の住所や連絡先なども合わせて伝えておくと良いでしょう。

旧居での挨拶品は、軒数も多くありませんし、1,000円〜2,000円くらいの商品を贈るのが多いようです。

ギフト券やビール券など、実用的なものが喜ばれると思います。

新居での挨拶

これから長い付き合いが始まりますので、新居での挨拶廻りはとても大事です。

世帯数が少ないアパートなどであれば、全世帯に廻るのが礼儀ですし、世帯数が多い場合は同階数全世帯と上下階だけでも挨拶には伺うようにしましょう。

何も付き合いが無かった方ですので、いきなり高額な商品を贈ると逆に驚かれてしまいますので、500円〜1,000円程度の粗品で良いと思います。

もしくは県外から引っ越してきたのであれば、以前住んでいた地域の特産品や銘菓などが喜ばれると思います。
これだと予算1,000円以内でも十分に納まります。

他では実用的なものとしてタオルなどよりも、入浴剤などが喜ばれると思います。

そして一つ注意しておきたいのが、引越し先が会社の社宅など仕事絡みの場合です。
社宅などは、全世帯に挨拶に廻るようにすることです。
あそこの家には挨拶してたのに、うちには挨拶にきてくれなかったという噂はすぐに広まってしまいます。
なので、できる限り同じ日に全世帯廻るようにしてください。

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