ここでは「単身者」「夫婦(カップル)」「ご家族」など、タイプ別でみた引越し料金の相場を紹介していきたいと思います。
単身タイプの引越し料金相場
荷物が少ない分、他のタイプと比べても引越し料金は安上がりです。
ほとんどの引越し業者は、単身引越しパックという料金プランを用意していますので、引越し費用の相場も調べやすくなっています。
ちなみに同一市町村よりも、同一都道府県内への引越し費用の相場が安くなっていて不思議に思いますよね。
これは同一都道府県内などは進学や転勤などの引越しが多く、繁忙期に重なることで平均相場が高くなる傾向にあるようです。
夫婦(カップル)タイプの引越し料金相場
新婚夫婦やカップルの同棲などが、こちらのタイプに該当すると思います。
単身タイプとまではいきませんが、比較的荷物も少なく、あまり長距離への引越しが少ない傾向が強いようです。
単身タイプほど3月4月の繁忙期に引越しが集中しているわけではありませんが、それでもやはり一番多いのは3月と4月です。
そのため単身タイプ同様に、同一市区町村よりも同一都道府県内の方が多少安い料金相場となっています。
さらに単身タイプに比べ、夫婦タイプになると長距離の引越し費用が飛躍的に上がっています。
これは一人から二人世帯になることで、引越しの日程に自由が利かなかったり、引越し荷物が圧倒的に増えることが原因だと思われます。
ここまで料金の差がでてしまうと、やはり複数の引越し業者に相見積もりを取ることをオススメします。
ご家族タイプの引越し料金相場
家族タイプは他のタイプ同様に転勤などの理由も多くあるのですが、その他にもマイホームの新築やリフォームのため、一時的に引越しをするケースも少なくありません。
そのため3月4月の繁忙期以外でも、一年を通して均等な引越し件数が見込まれています。
この平均相場をみて目に付くのが、長距離への引越し費用のふり幅でしょう。
基本的な荷物が多い分、長距離への引越しは距離によって大幅に料金が変わってしまいます。
近距離では業者による料金の差はあまりでないこともありますが、長距離となれば業者による料金差がハッキリと現れてしまいがちです。
そのため、少しでも引越し費用を抑えたいのであれば、手間を惜しまず複数の引越し業者に見積もり依頼をすることが重要になります。