雨天時の対応で引越し業者の違いが見えてくる

引越し当日に雨だったらどうなるの?

もし予定していた引越し日に雨が降ったらどうなると思いますか?

A:引越しは中止になり延期になる?
B:雨が降ろうと予定通り引越しは行われる

意外と「A:引越しは雨だと延期になる」と思っている人が多いのですが、よほどのことがない限り雨でも引越しは予定通り決行されます。

これは運送に関する法律によって、引越し業者側からキャンセルできるのは「地震・洪水・津波・地すべり等の天災」に限られているからです。
つまり、どんなに雨が降っていても引越し業者側から「今日は雨が凄いので、引越しは延期します」と言えない事になっています。

もちろん、引越しを依頼した側からキャンセルすることは出来ます。
ただし、雨が降っているからといって当日キャンセルする場合は、相応のキャンセル料金を取られてしまうので注意してください。

雨の日の対応は引越し業者によって違ってくる

雨の日の対応などは、引越し業者によって違います。
なので、訪問見積もりを受けるときに、雨の日の対応なども聞いておくようにしましょう。

・どの程度の雨であれば、引越しを延期することができるのか?
・台風や暴風雨などの場合、キャンセルするとどうなるのか?
・雨対策はどのように考えているのか?
・雨で荷物や家電が故障した場合の保証はどうなっているのか?

引越し業者によっては、撥水加工されているダンボールを標準で無料提供している場合もありますし、撥水加工されているダンボールは別途オプションになっている業者もあります。

見積もりの金額だけで単純に比較するのではなく、このような気遣い面で業者を選ぶのも良い方法だと思います。

引越しのキャンセルはいつまでなら出来る?

キャンセル料は掛かってしまいますが、引越し当日でもキャンセルはできます。

引越しのキャンセル料は、運送に関する法律で決められているので、どの引越し業者に依頼しても一律同額となります。

法律で決められている引越しのキャンセル料金

・引越しの2日前まで・・・一律無料
・引越しの1日前・・・引越し料金の10%
・引越し当日・・・引越し料金の20%

つまり、引越し日が雨予報なら2日前までにキャンセルすれば、キャンセル料を支払う必要はありません。
どうしても、その日に引越しをしなければならない事情があるなら別ですが、ある程度日程に余裕があるのであれば、一旦キャンセルして別日に振り替えてもらうことも可能です。

一度キャンセルした引越し業者に、再度引越しの依頼をするのは気が引けるという人もいるでしょう。
でも、キャンセル後に引越し業者を変えてしまうと、業者から提供されているダンボールやガムテープなどは返却しなければなりません。
もし、それらの提供品を使用しているのであれば、当然それらの費用を請求されてしまいます。
ですので、なるべくならキャンセル後も同じ引越し業者を使うようにしましょう。

無料の見積もり比較サイトはこちら