訪問見積り時にダンボールを置いていかれて、後日請求された体験談

これは私の友人の体験談なのですが、引越し見積もりでトラブルになった例を紹介したいと思います。

その友人は彼女と同棲していたのですが、別れることになり部屋を引き払うことになりました。
そのマンションに引越しをしたときにお願いした業者に今回も依頼しようとしたのですが、引越しの繁忙期と重なったこともあり、その業者はどうしても希望の日(4日後)に引越しを受けることができないと断られてしまったそうです。

そんなとき、彼はマンションの郵便ポストに投函されていた引越し業者のチラシを発見し、その業者に電話をしてみることにしました。

その会社は引越し専門の業者ではなく、地元の運送業者だったらしいのですが、電話をかけてみるとタイミング良く希望の日程に1軒キャンセルが出ているので、今なら引き受けられると言われ、時間があまりなかったこともあり、すぐに訪問見積もりをお願いすることにしたそうです。

ほどなくして見積もり担当のスタッフがやってきて、家中の下見を終えると、見積もりは本日夕方か、明日の午前中までには出せることを伝えて帰っていきました。
その際、その担当者が荷物の整理に使ってくださいといってダンボールを10箱分置いて帰ったそうです。

約束の翌日には連絡が無く、やっと見積もりの連絡がきたのはその翌日のことで、担当者から引越し費用の見積もりを聞きました。
するとそのマンションに引越ししてきたときの料金と比べ、約2.5倍くらい高かったそうです。

いくら繁忙期で割高になっているからといって、2.5倍は高すぎると断ったそうなのですが、その担当者はキャンセルになるので、キャンセル料金が発生すると言ってきたそうです。

なんでもダンボールを受け取っている時点で、業者側は依頼を受けたと判断したらしく、キャンセル料を要求してきたのです。
しかもキャンセル料金が発生する日程まで意図的に見積もり報告を遅らせたような感じだったと言っていました。

友人は置いていかれたダンボールは使っていないので、返却するといっても、一度お客さんに渡ったダンボールは中古品と同じなので、引き取れないと言い出す始末です。

この業者にしてみれば、繁忙期だから高値でも予約が取れるだろう、もし取れなくてもキャンセル料を取ればいいという考えが最初からあったのではないかと思います。

結局は、引越しも迫っているし、揉め事を増やしたくないという気持ちもあったらしく、キャンセル料を払って他の業者に依頼したそうです。

引越し業者に限った話ではありませんが、このようにあくどい商売をしている業者はどの業界にも存在しています。
そのような悪質な業者の被害にあわないためにも、信頼できる大手引越し業者だったり、ネットの一括見積もりサイトのような管理者がいるところに依頼するのがベストな方法だと思います。

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