なぜ大手よりも中小引越し業者の方が値引き成功率が高いのか?

引越し業者にも大手、中堅、小規模という3つのタイプがあります。

信頼度が高く、安心できる引越しを希望するのであれば、「大手引越し業者」
仕事の出来も気になるが、料金もなるべく安く済ませたいのであれば「中堅引越し業者」
とにかく安く引越しをしたいのであれば、「小規模業者や個人経営の業者」

このように引越しの業者によってタイプが異なります。

今回は引越しの料金という面で、各タイプを比較してみたいと思います。

信頼度が売りの大手引越し業者

とにかく高い信頼のうえで任せることができるのが、テレビCMなどでもお馴染みの大手引越し業者でしょう。

料金面だけで考えると、決して安くはありません。
また値引交渉も多少は相談出来ますが、中堅や小規模引越し業者のように大幅なプライスダウンはあまり期待できません。

しかし、それも仕方ありません。
大手の引越し業者は、テレビCMなどの広告費に多額の資金を投じていますし、社員教育にも時間とお金を十分に使っているからです。

このように多額の資金を投資しているからこそ、信頼度の高いサービスを総合的に提供することができるのも事実です。

サービスの質を重要視するのであれば、その分料金面で妥協するのが一般的な考え方になってしまいます。

大手よりも柔軟に対応できる中堅業者

中堅業者といっても、日本全国対応している引越し業者は少なくありません。
大手のようにバンバンCMを流している訳でもなく、知名度こそ大手には敵いませんが、提供しているサービスは大手と同等とうい中堅引越し業者も多数あります。

中堅の引越し業者は大手のように広告活動を多方面から行うだけの資金力がありません。
そのため、主な広告活動は利用者の口コミに頼っているというのが現状です。

質の良いサービスを安価で提供することができれば、当然利用者の評判も良くなり、それが宣伝活動へと繋がります。

そのため、多少の無理難題にも応じてくれますし、大手引越し業者と相見積もりになったらライバル心が働き、多少無理な値引にも応じてくれるケースが多くあります。

サービス面でも料金面でも、大手の引越し業者には負けたくないというライバル心が会社全体にあるのが、中堅引越し業者の良いところだと思います。

小規模・個人経営の引越し業者

小規模だけど地元の運送会社、赤帽のような個人経営の業者も値引には積極的に応じてくれます。

中堅業者のように、大手の引越し会社をあからさまにライバル心しているわけではありませんが、経営者と直接価格交渉できるという強みがあります。

決定権をもつ経営者と価格の面で直接交渉できることほど重要なことはありません。
上手く交渉すれば、限界ギリギリの価格まで値切ることも可能です。

また、夜間の引越しや当日の引越しなど、こちらの希望にできるだけ合わせてくれるのも強みです。
大手や中堅であれば、オプション料金の設定などは、細かく決められていますが、小規模や個人経営であれば、経営者の考え方一つでどうにでもなります。

ペットの運送や早朝・夜間などの引越しが必要であれば、融通が利く小規模・個人経営の引越し業者にあたりをつけてみるのも一考だと思います。

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