混載便でマル秘節約術!

インターネットなどで「引越し費用 節約」などで検索すれば、「混載便」というキーワードがヒットします。
あまり聞きなれない言葉ですが、今回はこの「混載便」を使った引越し節約術についてわかりやすく解説していきます。

混載便とは?

 

まずは「混載便」という意味から説明していきます。
混載便とは、引越し業者の隠語でも何でもありません。
運送関係の仕事をしていれば誰でも知っている、ごくごく日常的に使われている言葉です。

その証拠に大手引越し業者のホームページなどにも、混載便についての説明などが書かれています。

混載便とは、1つのトラックで複数軒の引越し荷物を運ぶことをいいます。
この場合、同じ出発地から同じ目的地でなければダメだと思っている人も多いのですが、決してそんなことはありません。

例えば東京を出発するトラックに3世帯分の引越し荷物を積み込みます。
1軒目は大阪、2軒目は広島、3軒目は福岡でそれぞれ荷物を降ろすという感じです。
こうすることで、1軒で一台のトラックをチャーターするよりも3軒でチャーターした方が料金を3等分することができ、かなり安上がりになります。

この説明でもわかるように、混載便は基本的に長距離引越し時などに利用されることが多い引越しの節約術です。

混載便を利用するメリット・デメリット

 

混載便を利用するメリットは先にも書きましたが、引越し費用を大幅に節約できる点です。
別に荷物を混載するくらいで引越し費用を抑えることができるのであれば、全然問題ないと思う人も多いでしょうが、実はあまり知られていないデメリットもあります。

混載便のデメリットは、ある程度の荷物が確保できるまでトラックが出発をしないことです。
つまり、通常の引越しのように10月1日の11時に荷物を載せたトラックが到着しますというような時間の指定が一切できない点です。

3軒分ほどの荷物を載せることができるトラックであれば、あなたが引越しの依頼をしても、他に混載便を希望する2軒が決まらなければトラックは出発することができません。
そのため、混載便で引越しを依頼する場合、荷物の積み込み日は指定できても、荷受日は指定できないケースがほとんどです。

突然電話が掛かってきて、「明日の15時に荷物が到着します」と一方的に荷受日を決められてしまいます。
これに対応でき、日数も急ぎでなければ混載便を利用する価値はあると思います。
混載便を利用することで、時期や距離などにもよりますが、通常の引越し料金の半値ほどになることもあるからです。

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