月末の引越しを避けて料金を節約する

1年を通して引越しの繁忙期は3月や4月、そして8月〜10月であることは有名です。
これらの繁忙期は引越し料金も割高になっていることが多く、できるだけ避けたい時期でもあります。

それでは、1ヶ月内でも同じように、引越し業者の繁忙日とかはあるのでしょうか?
答えは「有る」です。

毎月、同じように忙しくなる期間とヒマな期間がだいたい決まっているのです。
そうです、つまり引っ越し業者がヒマな期間を知っていれば、値引の交渉がしやすくなるのです。

1ヶ月のなかで忙しい期間

1ヶ月30日のなかで考えた場合、引越しが多い期間は間違いなく月末です。
例え何月であっても、毎月25日〜月末の週末は引越しが多くなります。

転勤などの問題もありますが、一番の原因は賃貸物件の契約システムにあります。
賃貸としてアパートやマンションを借りている場合、退去するときに事前連絡をしておかなければなりません。

月半ばの15日とかでも退去することはできますが、家賃の支払いが日割り計算となり面倒です。
そのため、ほとんどの退去者は月末いっぱいでの退去を指定します。
私は過去に不動産業者で働いていましたので、これは間違いなく事実です。

月末最後の週末は退去が一番多くなります。
退去が多くなるということは、当然引越し業者も忙しくなる時期にあたります。

1ヶ月のなかでヒマ期間

月末に引越しが集中するのであれば、月初が一番ヒマなのでは?と思う人もいるでしょうが、そうでもありません。
月末にどうしても引越しできなかった人が、月初はじめの週末にズレ込むことが良くあるからです。
これは月末前も同じです。
月末に引越しの予約を取れなかった人が、1週前倒しして引越しをするためです。

つまり、賃貸の関係で考えれば、引越しが集中する期間は20日〜翌月10日くらいだということになります。
よって10日〜20日にあたる期間が1ヶ月の中では比較的ヒマな時期にあたります。

もし少しでも引越し費用を節約したいのであれば、月末は絶対に避けるようにして、なるべく第二週〜第三週を狙うようにしてください。
当然、第二週や第三週であっても週末よりも平日を狙うほうが値引額も成功率も高くなります。

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