買い手側、売り手側のどちらも対等な立場で接するのが最重要

中古一戸建て住宅を内見する際のポイントについて話していきたいと思います。

細かなチェック箇所については、別記事の「中古一戸建て物件のチェック項目」で書いていますので、参考にして頂ければと思います。

そこで、今回は内見時の心構え的なことを書かせて頂こうと思います。

売主と買主、同じ立場であることを忘れないで

わたしは、過去に不動産会社で営業マンをしており、何度も売買に経ち合わせて頂いた経験があります。

このように何度も売買のお世話をさせて頂いていると、なかには売ってあげるから「自分の方が立場が上だ」と勘違いしている売主や、買ってやるのだから「俺はお客さまだ」と勘違いしている買主の方に遭遇する機会があります。

このような方の売買は基本的に上手く話がまとまらないケースがほとんどです。

売り手側も買い手側も気持ちの良い相手と商談したいと望んでいます。

売り手側は「買ってもらう」という気持ち、買い手側は「売ってもらう」という気持ちで相手に接しないと、まとまる話も上手くいきません。

また、売主にはご年配の方が多く、買主には若年者の方が多いので、自分が年上なのだからと、会社の後輩に接するような態度で望まれる方もいます。

これも絶対NGです。売主が偉い訳でも、買主が偉い訳でもありませんし、ましてや年齢なんて関係ありません。双方がお互いを思いやる気持ちで接しないと高額となる、住宅の売買は決して上手くいきません。

内見の日時にしても、自分の都合ばかりを主張するのではなく、相手の都合を優先的に考えてあげられるようになりましょう。

内見時に小さなお子さんを同伴させる場合は、お子さんが走り回ったり、いたずらなどをしないように、しっかりとお子さんの手を握っておくようにしましょう。

すごく、当たり前のことを書いているように思われるかもしれませんが、この当たり前のことができない人があまりにも多いので、敢えて今回は書かせていただきました。

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