自分のものになるかならないかが大きな違い

賃貸住宅を借りる方がお得なのか?マイホームを購入する方がお得なのか?という論争をインターネットや住宅雑誌などで良く見かけることがあります。

そこで、今回は賃貸物件と中古住宅について、少し考えていきたいと思います。

賃貸物件のメリットとデメリット

賃貸物件を好む人の言い分を挙げれば、「結婚したり、リストラなど生活環境の変化により、気軽に引っ越しすることができる」「修繕やリフォームをする必要がないので、無駄な出費がでない」などというメリットがあります。

しかし、いくら家賃を払い続けても、自分の物にならないので、無駄なお金を払い続けているという考え方もできます。

中古一戸建て住宅のメリットとデメリット

賃貸物件と比較して、中古一戸建て住宅を購入した場合、メリットを考えると、「好きなように間取りをリフォームできる」や「個人の財産としての価値がある」という点が挙げられますが、当然デメリットとして考えられる部分もあります。

それは、いつでも気軽に引っ越しすることができませんし、住宅ローンだけでなく、固定資産税や修繕費用など出費が多くなります。

さらに、地震や台風などの被害を受け、一瞬で全てがなくなってしまう可能性も否定できません。

わたしは中古一戸建て住宅の購入をお薦めします

上記のように、賃貸とマイホームの論争をしても、結局はどちらの言い分も正しいので、最後は個人の判断になってしまいます。

そこで、わたし個人の意見としては、賃貸物件よりも中古一戸建て住宅を選びます。

その理由としては、やはり個人の財産になるというのが一番大きいです。

ちょっと、話が逸れてしまうかもしれませんが、車の購入でも同じだと思うのです。今では新車を購入する際に、3年間や5年間のリース(レンタル)という選択肢もあります。

しかし、3年や5年で返却しなければならない車に毎月ローンを支払う気にもはなれないですし、洗車やオイル交換などのメンテナンスにお金をかける気もしないのです。

賃貸派の方が言うように、常に新しい物件に住みたい、生活環境の変化に合わせて引っ越したいという人が多いのであれば、車もリースを利用する人がもっと多くて良いと思います。

しかし、住む家は賃貸でいいけど、車のリースはちょっと・・・という人が多いのは、やはり自分の財産とならない物へお金をかける人が少ないというのが本音なのではないかと思ってしまうのです。

上記の例は少し極論すぎるかもしれませんが、わたしの場合、土地が共同所有となる分譲マンションと賃貸を比較するのはありだと思いますが、一戸建て住宅と賃貸を比較するとどうしても一戸建て住宅という選択になってしまいます。

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