太陽光パネルの汚れは気にしなくてもいい程度

ほとんどの汚れは雨で洗い流される

太陽光パネルに汚れや鳥の糞が付着すると、その部分の発電量は3%〜5%ほど低下するといわれています。

しかし、ほとんどの汚れや鳥の糞は、雨が降ることで自然と洗い流されてしまいますので、継続して発電量が低下する訳ではありません。

雨風では洗い流されないような頑固な汚れが付着している場合ですが、個人で屋根に上って清掃するのは、転落や転倒などの事故にも繋がりかねませんので、オススメしません。

どうしても汚れが気になる人は、販売業者に相談するか、プロの清掃業者に1年に1度くらい依頼するようにしましょう。

散水などが逆効果になることも

春先にかけて発電量が大幅に低下する時期があります。

雨も降っておらず、天気も良いのに、通常4kw程度の発電量があるのに、モニターをみると3kwしか発電していない。なにが原因なのでしょうか?

このような症状が起こる原因は黄砂です。
黄砂は目に見えるものではありませので、突然発電量が低下してしまうので故障かなと思う人も多いそうです。

空気中に黄砂が舞うことで、太陽光は遮断されてしまいますし、太陽光パネルにも砂埃が蓄積しますので、発電量は低下してしまいます。

もちろん、黄砂も鳥の糞などと同じように、雨が降れば自然と洗い流されますので問題ないのですが、なかには屋根に上り散水することで汚れを洗い流そうと考える人もいるようです。

散水することで砂埃は洗い流されますので、一時的に発電量は上がりますが、水で濡れた太陽光パネルはさらに砂埃を付着する原因となりますので、結果的に散水する前よりも発電量が低下することもあるので注意が必要です。



  このエントリーをはてなブックマークに追加