太陽光発電は基本的にメンテナンスフリー

太陽光システムは、基本的にメンテナンスフリーとなっていますので、定期的な清掃や点検などの必要はありません。

太陽光パネルが汚れたり、枯れ葉や鳥のフンなどの付着物で発電量が一時的に落ちることはありますが、基本的には雨や風により洗い流されますので問題ありません。

ただし、部品によっては、定期的な交換が義務付けられているものや、寿命によって交換が必要になる場合もあります。

太陽光パネルのメンテナンス

太陽光パネルの寿命は30年以上といわれていますし、メンテナンスや点検なども基本的には必要ありません。

どうしても、汚れなどが気になる場合には、設置業者に依頼することで、多少費用がかかりますが、高圧洗浄などを用いて清掃・点検してくれます。

ただし、最近では数年に一回程度の無料点検や清掃を契約特典としている業者も増えていますので、業者選びの基準にすることもできます。

パワーコンディショナーの寿命

太陽光パネルで作られた電力を家庭用電力に変換する大事な機器が「パワーコンディショナー」です。

この機器の平均寿命は、15年程度だといわれています。
ですので、15年程度で交換することを計算に入れておきましょう。

パワーコンディショナーの価格ですが、ほんの数年前までは50万円〜70万円ほどしていましたが、2012年現在では、15万円〜35万円ほどに下がっています。

もちろん、今後も太陽光システムは、どんどん普及していくことが予想できますので、交換が必要となる15年後には、もっと価格が下がっていると考えられます。

売電モニターは10年周期で交換が必要

電力を管理しているのが、買電モニターと売電モニターです。買電モニターは一般家庭にも設置されており、電力会社が無料で交換してくれるのですが、買電モニターは設置主の負担となります。

これらのモニター類は、10年周期での交換が義務となっています。

交換に掛かる費用ですが、東京電力や関西電力など各電力会社によって違います。
ちなにみ、東京電力では買電モニターも無償で交換してくれるそうですが、他の電力会社は今のところ数万円程度の費用が掛かるそうです。



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