売電価格は変動する可能性があるので注意

2012年6月までは、買電価格42円が延長される

本来であれば、2012年3月までで、買電価格42円/kWというのは終了するはずでしたが、2012年6月まで延長されることになりました。

そのため、2012年7月より、新たな買電価格が経済産業大臣より示されることになっているのですが、2012年5月の現段階では、明確な金額はまだ示されていません。

そのため、2012年7月以降の買電価格については、30円台後半まで下がってしまうという意見と、2012年7月以降も現行の42円をキープするという意見があるようです。

2012年7月以降の買電価格について

2012年4月23日の日経新聞に気になる記事が掲載されていました。
その記事では、2012年7月以降の買電価格については、全量買取制度を導入し、買電価格は現行の42円/kWをキープするという内容です。

しかも、驚くことに継続期間が現行の10年から20年に延長される見通しだというのです。

ただ注目してほしいのが、「全量買取制度」という点です。これまでは、余った電力を買い取ってもらう「余剰買取制度」だったのです。

この「全量買取制度」と「余剰買取制度」については、別記事の「余剰買取と全量買取の違いについて」で詳しく説明していますので、参照してください。

どちらにしても、買電価格42円/kWが今後も継続していくようであれば、太陽光発電システムの需要は益々増加する傾向にあると思います。

これから太陽光発電システムの設置を検討しているのであれば、今後も経済産業大臣の発表に注目していくようにしましょう。



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