特に注意しておきたい太陽光発電システム業者とは?

数年前まで、太陽光発電を利用した悪徳業者が非常に多かったことをご存知でしょうか?

しかし、ここ1〜2年で大手家電販売店なども本格的に太陽光発電事業に参入したことで、新聞折り込みチラシなどで適正価格を目にする機会が増え、悪質な訪問販売に騙され高額な太陽光発電の契約をする件数は大幅に減少しているそうです。

しかし、減少傾向にあるといえ、いまだに太陽光発電を利用した悪徳業者はいます。

今回は、悪質な業者がよく利用する手段を、できるかぎり簡単に紹介していきますので、ぜひ参照してください。

訪問販売業者

訪問販売をしている業者の全てが悪徳業者という訳ではありませんが、一般的に考えると突然、訪問してくる名前も知らないような業者は怪しいと疑った方が賢明です。

どんなに美味しい話でも、絶対にその場で契約などはしてはいけません。
必ず家族に相談するようにして、一度クッションを入れてから検討するようにしましょう。

強引に契約を迫る業者

今日契約していただければ、50%割引しますなど、強引に契約を迫る業者は要注意です。

太陽光発電の補助金は、予算が決まっており先着順ですので、考えている間にエコカー減税のように補助金がもらえなくなりますよ。などと不安を煽る業者にも注意しましょう。

実際に屋根や周辺環境の視察をしない業者

実際に現地視察せずに、最終的な発電シュミレーションを提示してくる業者には注意しましょう。

太陽光発電システムは、屋根の形状や周りの環境によって大きく発電量が変化します。

必ず最終的なシュミレーションは、実際に屋根や周辺環境をみてから出してもらうようにしましょう。

補助金の対象外の機器を安く販売している

他の業者と比較して、あまりにも安すぎる業者にも注意しましょう。

場合によっては、変換効率など補助金の対象外となっている古い型遅れの設備機器を販売している業者もいます。そうなると当然、補助金を受けることはできません。

設置工事が雑な業者

雑な工事をする業者だと、後々雨漏りなど深刻な問題が発生する場合があります。

設置工事を行う業者は、必ずメーカーから指定工事許可を取っている業者であるか確認しておきましょう。

メーカーの指定工事許可を取っていない業者が取りつけた機材であれば、メーカー保証すら受けられない可能性もあります。

企画書や図面などの書類をくれない

口頭での打ち合わせのみで、正式なプラン企画書や最終図面などを渡してくれない業者には要注意です。

後々トラブルが起こった際に、「言った」「聞いていない」という水掛け論になってしまいます。

必ず、重要な内容は書類にして残しておくようにしましょう。

トラブルが起こった場合の対処法

ご存知の方も多いと思いますが、契約後8日以内であれば、クーリングオフという制度で契約の取り消しが行えるようになっています。

もちろん、この期間内であれば、キャンセル料金や違約金などは一切かかりません。

また、国民生活センターや消費者センターに相談することで、良い解決策をアドバイスしてもらうこともできます。

上記のような悪徳業者に騙されないためには、信用できる一括見積りサイトを利用したり、大手家電量販店などで購入することをオススメします。
地元工務店なども、日頃から社名を知っている業者や知り合いから紹介してもらった業者を利用するのが賢明だと思います。



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