あんなに大きな太陽光パネルを屋根に設置して、地震や台風の時でも大丈夫なのだろうか?と心配される方が多いようです。
そこで、今回は地震や台風などの災害と太陽光発電システムの安全性について説明していきたいと思います。
地震で家が潰れたりしないのか?
地震の映像などをみていると、屋根が崩れ落ちている家屋を目にすることもあると思います。
そうです、地震の際に恐ろしいのが屋根の落下や家屋の倒壊です。太陽光パネルのように重量物を屋根に設置することで、地震の際に屋根の落下や家屋の倒壊を助長するのでは?と心配される方も多いようですが、太陽光パネルの重量は、4kwのシステムで約250kg〜400kgと言われています。
この数字だけをみると、こんなに重いの?と思うかもしれませんが、実はこの重量は瓦と比較すると4分の1程度しかありません。
各メーカーによって違いはありますが、太陽光パネルの1uあたりの重量は12〜15kgほどで、瓦の重量は同じ1uあたり45kgなのです。
太陽光パネルの重量によって、地震の際に、屋根の崩落や家屋の倒壊を助長することはありませんので安心してください。
台風で太陽光パネルが飛ばされたりしないのか?
台風によって、屋根に設置している太陽光パネルが飛ばされてしまわないのか心配になると思いますが、日本国内で販売されている太陽光システムは、風速60mの暴風雨にも耐えられるように設計されています。
大型の台風と呼ばれるものでも、風速50mを超えるものはほとんどありませんので、台風で太陽光パネルが飛ばされてしまう心配はありません。
施行マニュアルに沿った付帯工事が重要
上記で紹介したように、太陽光パネルを設置したからといって、地震や台風による被害を心配する必要はありません。
ただし、あくまでもメーカーがマニュアル化している設置工事基準を順守して取りつけ工事が行われた場合の話しです。
十分に屋根も見ないまま見積りを提示する業者などには十分に注意してください。
信頼できる業者を選ぶ手段として、一括見積りサイトを利用するのもオススメです。
一括見積りサイトに登録されている業者は、運営の厳しい審査をパスした業者やメーカー指定の工事業者IDを持つ業者に限られていますので、工事の信頼度は抜群だからです。