太陽光発電システムの補助金を受け取るまで

国からの補助金

国から支給される太陽光発電システムの補助金は、正式名称を「太陽光発電導入支援対策費補助金」といい、「一般社団法人 太陽光発電協会 太陽光普及センター(J-PEC)」が全ての窓口となっています。

一般的に補助金の申請手続きは、契約した販売店が代理申請してくれるケースがほとんどですので、詳しい申請方法などを知っておく必要はないと思いますが、補助金の申請手続きと工事期間が関係しているので、簡単に説明していきたいと思います。

まず、販売店と契約したら、「補助金申込書」を太陽光普及センター(J-PEC)宛てに郵送することになります。

郵送した書類に不備などが無いか確認され次第、「受理決定通知書」が発行されます。
この「受理決定通知書」を受け取って、はじめて工事着工となります。

工事が完了し、無事に電力の供給が開始されると、再度太陽光普及センター(J-PEC)宛てに「補助金交付申請書(兼完了報告書)」を郵送します。

同センターで書類を確認した後に、「補助金交付決定通知書」が郵送で送られてきて、その後に補助金が口座に振り込まれます。

「補助金交付申請書(兼完了報告書)」を郵送して、口座に補助金が振り込まれるまでに、3ヶ月〜4ヶ月ほどの期間がかかります。

各都道府県・各市区町村の補助金

各都道府県・各市区町村への補助金申請も基本的には、国への補助金と同じ流れで行われます。
もちろん、こちらの申請手続きも契約した販売店が代理申請してくれます。

ただし、各自治体によって、申請方法や受取り方法などに違いがある場合もありますので、詳しくは各自治体や販売会社へ問い合わせてください。

また、国の補助金と違って、各都道府県・各市区町村の補助金は予算が低く組まれているため、予算がなくなり次第早期に補助金制度が打ち切られる場合もありますので、少しでも早い段階で申請手続きすることをオススメします。



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