太陽光発電システムで発電する仕組み

太陽光発電システムといっても、蓄電式タイプや創電式タイプなど、さまざまなタイプがあるのですが、今回は一般的な発電システムのメカニズムを簡単に紹介していきたいと思います。

一般的な太陽光発電システムは、「太陽電池パネル」「パワーコンディショナー」「屋内分電盤」「電量モニター」の4点から構成されています。

この4つの機器を知っておくことで、太陽光発電システムの基本的な発電メカニズムを理解することができます。

太陽電池パネルとは

太陽光発電システムのメイン機器となる部分で、屋根に設置するパネルのことです。ソーラーパネルという名称で呼ばれることもあります。

太陽電池パネルが太陽の光を多く取りこむことで、より多くの電力を作ることが可能になります。

この太陽電池パネルには、単結晶シリコンパネルや多結晶シリコンパネルなど、多くの種類があります。

パワーコンディショナーとは

取り込んだ太陽光エネルギーを家庭用の電力に変換する装置のことです。

太陽光パネルによって取り込まれたエネルギーは、直流電力なのですが、これを家庭用の交流電力へと変換することができる装置がパワーコンディショナーです。

また、太陽光発電システム全体を管理する役目もあり、まさに太陽光発電システムの核となる装置なのです。

屋内分電盤とは

この装置は、パワーコンディショナーで作られた電気を家庭内にある各コンセントまで送電する役割があります。

それと同時に余った電力を電量モニターへと送ることで売電する役割も果たしてくれる大事な装置です。

電量モニターとは

実際に太陽光発電システムによって発電した電気量、家庭内で使用した電気量、余った電力を売電した量などを集計する役割があります。

埋め込み式のビルトインタイプのものが主流でしたが、最近では家庭用パソコンなどでも発電量や売電量がひと目で確認できるようになっています。

上記の4つの機器を組み合わせることで、太陽光発電システムが稼働しているわけなのですが、より多くの電力を発電するには、太陽電池パネルの役割が非常に大事になります。

屋根の設置する方角やパネルの種類によって発電量は大きく変わってきますので、太陽光発電システムを検討する際には、1社だけで発電量シュミレーションを行うのではなく、太陽光発電の一括見積もりサイトなどを活用し、2社から3社ほどの業者で発電シュミレーションを行うことをオススメします。



  このエントリーをはてなブックマークに追加