太陽光電池(ソーラーパネル)の寿命は30年以上

太陽光発電システムを設置する際に気になるのが、太陽光電池(ソーラーパネル)部分のメンテナンスや寿命ではないでしょうか?

長い期間を雨や風にさらされ続ける部分ですので、年々発電量が落ちてしまったり、10年ほどで寿命が来るのではないかと心配している人も多いようです。

しかし、国内で最も古いと言われている太陽光電池が千葉県佐倉市という研究施設に設置されています。

この研究施設は、太陽光発電システムでも有名な京セラの研究施設で、1984年に設置された太陽光電池(ソーラーパネル)が2012年現在でもしっかりと稼働しています。

さらに驚くのが、設置から27年経過した今でも、ほぼノーメンテナンスなのに設置時とほとんど変わらない発電量を保っているということです。

このことからも、太陽光電池(ソーラーパネル)の寿命は30年以上といわれています。

万が一、太陽光電池の問題で、発電量が落ちてしまった場合でも、多くのメーカーが最低出力保証を10年間はつけていますし、メーカーによっては20年や25年保証という場合もありますので安心です。

その他機器の寿命

太陽光発電システムには、太陽光電池(ソーラーパネル)のほかに、パワーコンディショナーや売電モニターなどが必要です。

上記で紹介したように、太陽光電池(ソーラーパネル)の寿命は30年以上と丈夫に作られていますが、パワーコンディショナーや売電モニターなどにも寿命があります。

これらの機器の寿命は意外に短く、10年〜15年ほどで交換が必要だといわれています。

新品交換や部品交換に掛かる費用など、詳しくは別記事の「設置後のメンテナンスや維持費はどれくらい?」で紹介していますので、参照してください。



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