シャープ製太陽光発電システムのメリット・デメリット

シャープが太陽光システムの開発に乗り出したのは、50年も前の1963年です。
1994年には、家庭用の太陽光システムの販売にも乗り出し、2000年には太陽光パネルの生産量で世界ナンバー1にまで登りつめた実績があります。

その後も、太陽光事業のパイオニアとして、世界中から注目されています。
しかし、近年では2008年にドイツの「Q-Cells社」や中国の「サンテックパワー社」に抜かれてしまい、2009年にもアメリカの「First Solar社」に抜かれてしまい2011年時点で4位にまで陥落しています。

ただ、50年に渡る実績と信頼は国内メーカーでも群を抜いており、今でも太陽光発電システムといえば、「シャープ」という人は多く、その知名度でもわかるように2012年現在でも抜群の人気を誇っています。

シャープの太陽光発電システムの特徴を簡単にまとめてみました。
  • シャープの太陽光発電システムは国内シェアナンバー1
  • 太陽光発電システムのパイオニアであり、多くの住宅メーカーで採用されている
  • どんな屋根にもピッタリフィットする「ルーフィット設計」
  • ローコストなのに、実績と信頼度が抜群
  • 太陽光パネル20枚の発電量3.80kw(単結晶パネル:NQ-190AA)

シャープの太陽光パネル

シャープの最新型太陽光パネル(単結晶パネル:NQシリーズ)は、東芝同様「バックコンタクト方式」を採用しており、少ない面積でより多くの太陽光を取り込めるように工夫されています。

また、太陽光パネルも単結晶型・多結晶型・瓦一体型など多彩なラインナップから選ぶことができるようになっています。

高発電量・高変換効率を売りにしている、パナソニックや東芝が太陽光事業に参入してからは、発電量や変換効率で大きく水を空けられていましたが、単結晶パネルNQシリーズを発売してからは、発電量や変換効率の差をかなり埋めることに成功しています。

さらに、ルーフィット設計使用の太陽光パネルを使用することで、どんな屋根の形状にもピッタリフィットするように配置することができますので、無駄なスペースを作ることなく最大限の発電量を確保することが可能になっています。

多くの有名住宅メーカーでも採用されています

シャープの太陽光発電システムがいかに優れている製品なのかは、各有名住宅メーカーを見ていただければ一目瞭然です。

シャープの太陽光発電システムを導入しているハウスメーカーには、光熱費ゼロ住宅でお馴染みの「セキスイハイム」を筆頭に「積水ハウス」「ダイワハウス」「三井ホーム」「住友林業」「トヨタホーム」など、有名ハウスメーカーが名を連ねています。

このハウスメーカーのラインナップを見ただけでも、シャープ製品の太陽光発電システムがいかに優れている商品なのかが理解できると思います。

低コストなのに、信頼と実績は国内ナンバー1

シャープの太陽光発電システムは、世界的に見ても信頼と実績では群を抜いた存在です。

それほどまでに高い評価を受けていながら、非常に低コストで設置できる点もシャープ製太陽光発電システムの魅力です。

現在、設置数を伸ばしている東芝やパナソニック製の太陽光発電システムが、1kwのシステム価格が約55万円〜60万円ほどしているのに対し、シャープ製の太陽光発電システムの平均相場は45万円〜50万円くらいだと言われています。

さらに、一括見積りサイトなどを利用すると、40万円前後の業者も多くあります。
上手く補助金と組み合わせることで、4kwほどのシステムであれば、100万円前後で設置することが十分可能です。

シャープ太陽光発電システムのまとめ

低予算で、信頼性の高い太陽光発電システムを設置できるという点がシャープ製、太陽光発電システムの最大の利点です。

多くの太陽光パネルを設置できる広い屋根の場合であれば、低予算で多くの太陽光パネルを設置することで、大容量の発電システムを組むことができます。

東芝やパナソニックのように、大容量発電のシステムを検討している方でも、シャープ製品の見積りだけは、一緒に取っておくことをオススメします。
シャープ製品の太陽光発電システムは、いかなる製品と比較する際にも、比較対象としてみるには最適な商品だからです。



  このエントリーをはてなブックマークに追加