カナディアンソーラー製太陽光発電システムのメリット・デメリット

カナディアンソーラーは2001年にカナダで設立された太陽光発電機器を製造・販売するメーカーです。

創設して10年と歴史は浅いですが、アジア・アメリカ・ヨーロッパと全世界での設置台数はトップクラスの実績があります。

さらに、2009年には、カナディアンソーラー・ジャパンを設立し、日本国内においての知名度も急激に高まっている注目度の高いメーカーです。

カナディアンソーラーの注目すべきポイントは、非常に低予算で設置することができる点と、25年という長期間の保証システムにあります。

カナディアンソーラーの太陽光発電システムの特徴を簡単にまとめてみました。
  • 安心の25年保証が魅力
  • カナダのメーカーなので、積雪量が多い地域にオススメ
  • 海外メーカーであるが、低予算で設置できる
  • 太陽光パネル20枚の発電量3.80kw(単結晶パネル:CS5A-190M)

カナディアンソーラーの太陽光パネル

カナディアンソーラーは、単結晶パネル・多結晶パネルの両方を取り扱っていますが、圧倒的に単結晶パネルの方が多くの方に利用されているようです。

ただし、単結晶パネルといっても、東芝やパナソニックのように高発電量を確保するだけの製品には至っておらず、2012年現在の主流となっている「CS5A-190M」の発電量は190wと、単結晶パネルとしては少し物足りなさを感じます。

ただし、本社がカナダということもあり、太陽光パネル自体は非常に強度に作られており、積雪が多い地域でも十分に耐えられる構造となっています。

業界最長の25年保証

国内の主要メーカーが10年保証となっているのに対し、カナディアンソーラーでは、システム全体の10年保証に加え、太陽光パネルには25年という長期出力保証を実現しています。

このように長期的な出力保証は、国内の主要メーカーであればテレビCMでお馴染みのソーラーフロンティアの20年保証が最大です。

カナディアンソーラー太陽光発電システムのまとめ

カナディアンソーラーの最大ポイントは25年という長期出力保証です。

さらに、海外メーカーということもあり、価格面を比較するとかなり安価で設置できる点も魅力の1つです。

1kwの設置価格相場は、50万円ほどですが、一括見積りサイトなどを利用して見積りを取ってみると実際の相場は40万円〜45万円というケースが多いようです。

国内最安値といわれているシャープや京セラよりも設置できるケースが多く、とにかく安く設置して早い段階で投資資金を回収したいと考えている家庭であれば、かなり有力な候補となるでしょう。



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