ヤマダ電機オリジナル太陽光発電システムのメリット・デメリット

家電量販店でお馴染みのヤマダ電機は、2012年3月より自社オリジナルの太陽光発電システムを販売開始しました。

これまでは、国内・国外の有名メーカーと業務提携して太陽光発電システムの販売を行ってきましたが、自社オリジナル商品を導入したことで、1kw=40万円を切る低コスト化に成功しました。

店内にオリジナル商品や有名メーカーの太陽光パネルを展示することで、実際の商品を見比べながらの商談も可能となっており、より比較検討しやすい環境が整っています。

ヤマダ電機オリジナルの太陽光発電システムの特徴を簡単にまとめてみました。
  • 1kwのシステム価格=39万円(税抜・工事費込)
  • 25年の長期出力保証
  • 太陽光パネル16枚の発電量3.84kw(多結晶パネル:韓国S-ENERG社製)

ヤマダ電機オリジナル太陽光発電システムのまとめ

ヤマダ電機は低コストでの販売を目指し、自社オリジナル商品の販売を開始しました。

太陽光パネルには、韓国S-ENERG社製の多結晶パネルを採用し240wの発電量が確保できるようになっており、これは高発電量を売りにしているパナソニックや東芝にも匹敵します。

そして、パワーコンディショナーと売電モニターにはオムロン社製を採用し、高変換効率を実現しています。

ただし、このオリジナル商品に限っては、プラン化されており、太陽光パネル16枚=3.84kwのみの販売となっています。つまり、最低でも太陽光パネル16枚が設置できる環境が整っていることが条件となるのです。

しかも多結晶パネルで240wを確保する訳ですから、国内メーカーの同等商品と比較すると、パネル1枚あたりの面積はかなり大きくなるようです。

このように多少の条件はあるものの、1kwあたりのシステム価格39万円は非常に魅力的で、補助金制度と上手く組み合わせることで、1kwあたりの導入コストは35万円ほどとなります。

さらにシステム保証は有名メーカー同様に10年保証が付いており、太陽光パネルの出力保証は国内最長の25年保証となっているのですから、検討する価値は十分にある商品だと思います。



  このエントリーをはてなブックマークに追加