ここ数年、シニア向け分譲マンションが高い注目を集めています。
あまりの人気の高さに、ついに大手マンションデベロッパーのシニア向け分譲マンションの販売に本腰を入れて参戦しるようになったくらいです。
では、なぜシニア向け分譲マンションがここまで人気となっているのか？その理由をいろいろと調べてみました。
シニア向け分譲マンションというと、マンション施設内に医療や介護などのサービスを２４時間体制で整えている分譲マンションの事を想像する人も多いと思いますが、実際には「シニア向け分譲マンション」という定義は決まっていません。
中には単にバリアフリー設計の分譲マンションでも、シニア向け分譲マンションというキャッチフレーズで売りだしているという場合もありますので注意しましょう。
充実した設備が人気
最近のシニア向け分譲マンションでは、マンション内に専用のレストランや食堂などを備えており、毎月一定金額の料金を支払うことで、朝・昼・晩の食事の用意をしてくれるところが増えてきています
その他にも住居者同士のコミュニティを目的として大浴場や娯楽施設なども充実しており、非常に充実した設備が備わっています。
医療機関・介護施設の充実
一部のシニア向け分譲マンションでは、２４時間体制で介護福祉士や看護師が常駐しているケースもあり、突然具合が悪くなった場合などにはすぐに駆けつけてくれます。
医療機関との連携も充実しており、提携している医療機関から定期的に訪問診療があるなど、健康面でも十分なサポートを期待できます。
将来的に介護が必要な状態になったとしても、そのまま住み続けられるということが購入者の支持を受けていると考えられます。
利便性の良い地域へ住みかえる
これまで住み慣れた地域でも、年齢を重ねると車での買い物などが困難になるものです。
そのような場合に、生活環境に優れた利便性の良い土地へと移り住む方が増えていますが、その移転先として選ばれているのがシニア向け分譲マンションになってきています。
高齢になるにつれて、持ち家の清掃やお手入れなど維持管理が大変になってきますので、広い一戸建ては不要だと考える人が多くなっています。
そこで手頃な広さで自由な生活ができる分譲マンションが、非常に魅力的でもあり、かつ防犯上の問題などもクリアできていて安心できるというわけです。
このような点が、シニア向け分譲マンションが人気となっている理由として考えられます。
