分譲マンションの特徴について

分譲マンションとは区分所有法に基づき販売されているマンションのことです。一世帯ごとに分けられて販売されており、購入することで自己所有財産として不動産登記することが出来ます。

購入者は一定の条件下において購入した部屋を自由に使用することができますが、マンション全体は購入者全員の共有財産とみなされます。

その為、部屋など購入者が自由に使用できる専有部分と、購入者全員が共同で使用するエレベーターなどの共有部分とにわけられています。共有部分は所有者全てが平等に使用できるスペースでもある為に、エレベーターなどの管理費は別途支払うことになります。

賃貸マンションとは設備のレベルが違う

賃貸マンションと大きく違う点は、一生住み続けることを目的としている為、防音や断熱など建物の構造はもちろん、室内に設置してあるバスルームやキッチンなどのグレードも賃貸マンションとは比較にならないほど高品質な設備が備えてあります。

賃貸マンションでは勝手に壁紙を交換したり、エアコンダクトを新たに開けることは禁止されていますが、分譲マンションはあなたの持ち家ですので、このような制限は一切ありません。しかし、大幅なリフォーム工事などを行う際にはマンションの管理組合に申請・許可を得なければならない場合もあります。

将来的には「賃貸」と「売買」という選択肢もある

さらにもう1つ大きな利点となるのが、将来的に別の一戸建てを購入した際などには、マンションの部屋を賃貸で貸し出すことも出来ますし、中古物件として販売することも可能だということです。

その為、近年では独身男性や独身女性が購入するケースも多く見受けられます。特に女性の場合には、結婚後に賃貸で貸し出したり、売買する時のことを考え、住み心地よりも高額で貸し出したり、売買できる物件を選ぶ傾向が強くあるようです。

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