将来のライフスタイルも見据えて検討しよう

私は数年前まで注文住宅の営業マンをしていました。つまり簡単に言ってしまうと、マンション購入を検討しているお客様を注文住宅へと意識変更させるのが仕事だったのです。

ですので、マンションの良いところも悪いところも熟知しているつもりです。その私から一言アドバイスするならば、分譲マンションのウィークポイントは将来のライフスタイルに応じた変更が難しいということです。例題を挙げていくつか紹介していきたいと思います。

駐車場の確保が困難である

分譲マンションの利点はなんと言っても駅近物件や繁華街へのアクセスも高いという利便性の高さにあります。しかし、その反面、都心部ということがあり、駐車場の確保が非常に困難だということです。

お子様が成人すると車の免許も取得されるでしょうし、マイカーを購入する場合も少なくないと思います。そのような際に駐車場の確保が容易でないことは誰でも想像できることだと思います。

両親との同居なども考えていますか?

マイホームを購入する人の平均年齢は30歳〜35歳だと言われています。これくらいのご年齢だと、ご両親は60代ほどでしょうか?まだまだお元気な年齢だと思います。

今現在はまったく計画がなくても将来的にご両親と同居するという可能性もゼロではないはずです。そうなった場合のことまで考えてマンションの購入を考えていますか?

老人は痴呆が出ると夜中に叫んだり、徘徊したりする可能性があります。そんな時にやっぱり一戸建てにしておけば良かったと後悔することはないでしょうか?


ちょっと極端な例を挙げてしまいましたが、マイホームの購入は一生に一度の大きな買物です。ここまで慎重に検討しても決して大袈裟ではないのです。

今の生活だけを見据えて購入するのではなく、将来的に想像できるライフスタイルを見据えて検討していくことをお薦めします。

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