リフォーム工事のなかでも需要が多いのが、二世帯住宅へのリフォームです。
ひとことで二世帯住宅と言っても、様々なスタイルの二世帯住宅があります。

まず問題となるのが分離方法です。玄関も別々にする完全分離型や、キッチンやお風呂など一部分を共有する一部共有型などがあります。

まずはどのスタイルで二世帯住宅へのリフォームを行うのかを決めなければ話しは進みません。

二世帯住宅の打ち合わせについて

二世帯住宅へのリフォームで気を使うのが打ち合わせです。リフォーム工事は家族全員が納得できる工事でなければやる意味がありません。

しかし、お嫁さんなどはお姑さんなどに気を使い自分の考えをハッキリと言えないケースが多いのです。

これはお姑さんも同様です。お嫁さんに気を使って遠慮してしまう場合があります。

なので、二世帯住宅へのリフォームの場合は、最初の数回は必ず各家族ごとに打ち合わせをして考えをしっかり話せる環境作りが大切なのです。

光熱費に注意

二世帯住宅にしてお風呂やキッチンなどを分離したのに、メーター類が一緒だったので水道料金や電気料金が一緒に請求されては意味がありません。

各家庭ごとに基本料金は掛かってしまいますが、二世帯住宅の場合には、光熱費なども別々にしておくのが鉄則です。

各家庭への配慮も忘れない

完全分離型の二世帯住宅だからといって、どんな間取りでも自由にできるという訳ではありません。

例えば1階部分をご両親、2階部分を息子世帯が使うのであれば、各家庭への配慮も重要になります。1階の寝室の上にリビングやバスルームを設置することは当然非常識になります。

それぞれの家庭がお互いの家庭に配慮することも二世帯住宅においては非常に重要になるのです。