リフォーム業者の顧客獲得方法としては、展示会を主催したり、以前リフォームを請け負った顧客の方から紹介されたりというのが一般的な方法です。
しかし、近年では訪問販売同然に、営業マンが個人宅を無差別に訪問して、無料検査や無料点検などのように言葉巧みに売り込む手法が急増しています。
このような営業を行う業者は、技術力や集客力の低い業者ですので、突然の訪問営業には十分に注意しましょう。
悪徳業者の手口とは
上記で紹介したような訪問販売を行う目的のひとつに、判断能力が乏しい老人を狙っている場合も考えられます。
戸建住宅などは、平日の昼間はご高齢の方だけの場合も多く、無料点検などや値引きキャンペーンなどという甘い言葉で入り込んできます。
そして、居住所の不安を煽るように、白アリだの耐震能力が不足しているだの恐ろしい言葉を並べて強引に契約させるパターンが多いのです。
悪徳業者に騙されないための対策
上記のような悪徳リフォーム業者に騙されない為の対策として下記のような注意点があります。
- どれだけ格安料金でも絶対に即日の契約はしない。
- 不安箇所ばかりを煽るような業者とは契約しない。
- 説明時に専門用語ばかりを並べたてる業者とは契約しない。
- リフォーム契約する際には必ず他の業者からも見積りを取る。
上記のような点に注意しておけばある程度、悪徳なリフォーム業者を避けることができるはずです。
さらに、訪問販売やポスティング業者などはなるべく避けるようにして、知人の紹介やインターネットなどで高い口コミ評価がついている業者を選ぶようにしましょう。
実際にわが家も築20年ということもあり、外壁の塗り替えを検討していたのですが、無料見積りしますという業者が突然訪問してきたので、見積りだけを出して貰ったのですが、地元で有名なリフォーム業者と見積り比較すると外壁の塗り替えだけで数十万円も高い見積り金額だったことがあります。
このようにリフォーム工事では数社による相見積りが非常に有効ですので、必ず一社のみで検討せず、数社で同じ見積りを取ることをオススメします。