見積り書を比較する際の注意点

相見積りを取った時にまず見比べるのは各業者の価格面だと思います。
もちろん、同じリフォーム工事であれば少しでも安く収めたいと思うのは当然のことです。

しかし、単純に金額だけで比較できないのがリフォーム工事です。
そこで、今回はリフォーム工事見積書を比較検討する時の注意点を紹介していきいたと思います。

使用する設備品や木材のグレードを比較する

同じリフォーム工事でも使用している設備品や材質などで価格が大きく違ってくるのがリフォーム工事です。

単純に低グレードや型遅れのキッチンを使用したり、全ての木材に集成材を使用すれば当然費用は安くなります。

それよりも、多少料金が高くでも10年後、20年後のことを考えて適材適所の商品や木材をキチンを提案してくれている業者の方が、良心的な業者であることは言うまでもないはずです。

木材で言えば、集成材よりも無垢材のほうが高価で耐久性も高いのは言うまでもありませんし、キッチンなどの設備商品もインターネットなどで型番検索すれば、どれほどのグレードの商品なのかはすぐにわかるはずです。

個々の木材や設備品を全て調べるのはちょっと面倒かもしれませんが、これから何十年もお住まいになる大切な住宅のリフォーム工事ですので、多少の労力は惜しまずに頑張ってください。

作業に関する工程や工期の比較をする

外壁の塗り替え工事でA社は20万円、B社は18万円だったとします。当然価格面だけをみれば、B社のほうがお得です。しかし、ココで注目してほしいのが作業工程です。
A社は三度塗りでB社は二度塗りだったらどうでしょう?私はA社の20万円を選ぶと思います。もしくは、B社に15万円まで値引き交渉します。

このように作業工程を比較することも業者選びではとても重要なのです。

もちろん、作業工程だけでなく、作業日数も重要です。同じ外壁塗装でC社は3日なのに対しD社は5日となっている場合もよくあります。

リフォーム工事の大半は人件費です。少しでも工期が短い業者を選ぶのも費用を安く抑える手段の1つです。しかし、手抜き工事されては何の意味もありませんので、お互いの業者にその理由を聞いておく必要があります。

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