家族全員から現在の住居に対する不満点を聞き出したら、今度は聞きだした不満点に順位をつけましょう。
このように順位をつけることで、どこまでのリフォームを行うかという具体的な考えをまとめることができ、リフォームに掛かる予算を組むことができるようになります。
全ての不満点が解消できる訳ではない
予算の問題もありますので、家族全員の不満点がリフォームで解消できるとは思わない方が良いでしょう。
きっと、家族全員の不満点を解消しようとすると、建替えた方が費用も安上がりになるのではないでしょうか。
ですので、家族から聞きだした不満点に順位をつける必要が出てきます。順位は1〜5までのレベル別に分けたりすると良いでしょう。
家族全員の不満がある箇所や、水漏れ・故障など急を要する箇所にはレベル5として、急を要さない箇所にはレベル1という風に順位をつけていきましょう。
リフォーム希望箇所と予算を調整する
リフォーム希望箇所の順位付けが終わったら、今度は予算との相談です。
正式な費用は見積りを取るまでわかりませんが、ある程度の費用はインターネットサイトなどをみると把握することができますし、別記事の「リフォーム費用の目安について」を参照してもらうと、各リフォーム費用の概算を記入していますので参考になると思います。
このようにリフォーム箇所と予算額を明確にすることで、今回リフォームを依頼する業者選定にも役立つと思います。
間取りなどの大幅なリフォーム箇所が多い場合には、建築士やハウスメーカーなどがオススメですが、キッチンやトイレなどの設備類のリフォーム箇所が多い場合には、リフォーム専門業者や設備系のリフォーム会社に依頼するのがオススメです。