購入を予定している物件の構造を把握しておきましょう。一戸建て住宅には木造やプレハブ、鉄骨などいろいろな住宅がありますが、構造によってはリフォームの自由度がかなり低い物もあります。
大規模なリフォームを考えているのであれば、木造の軸組工法がオススメです。
詳しくは別記事の「建築工法別のリフォームポイント」を参照下さい。
用途地域を確認する
用途地域にはリフォーム工事に大事なポイントが多数含まれています。建ペイ率や容積率などによってリフォームの自由度も大きく変わりますので、かならずチェックしましょう。
築年数を確認する
購入を予定している物件の築年数も大事です。とくに耐震基準は1981年以降に改正されていますので、1981年以前の住宅だと耐震構造に問題が発生する場合もあります。
過去のリフォーム履歴を確認する
売主の方に直接、過去にどのようなリフォームや改修などのメンテナンスを行っているか確認するようにしましょう。とくに目に見えない部分でもあるシロアリ対策などを怠っている住宅は、リフォームで壁を剥がしてみて初めてシロアリに浸食されている事実が解かったりしますので、必ずチェックしておくようにしましょう。
不動産会社の営業マンを信用しすぎない
不動産会社の営業マンを信用しすぎるのは危険です。実際に私も元不動産会社の営業マンだったのですが、不動産会社の営業マンの多くはリフォームなど専門的な知識を持っている人はごくわずかです。
不動産会社の営業マンが「可能です」と言ったから購入したのに、いざリフォーム業者に問い合わせると希望のリフォームが出来なかったというのは決して珍しい話ではありません。
中古住宅を購入してリフォームを考えている場合には、信用できるリフォーム会社の営業マンか、有料になってでも建築士などに同行してもらうようにしましょう。