リフォームは新築とは違う

リフォームを検討している人に1つだけ言っておきたいことがあります。それはリフォームと新築住宅は違いますので、新築住宅のようにあなたの理想を全て叶えるような100点満点のリフォームは存在しないということです。

その理由として、リフォームには必ず何らかの制限が設けられることになります。
間取りを広げたいと思っても、どうしても撤去できない柱があったり、設置したいと思っている設備類があってもサイズが合わなかったりするからです。

工事が始まらないと解からない部分もある

さらに大がかりなリフォームになると、どれだけ緻密にリフォーム工事や予算の打ち合わせを行っても、実際に工事が始まってみないと解からない部分もあるのです。

つまり、予定外の工事が発生すると、それだけ追加の費用が掛かることになりますので、予定していたリフォームから何かを削ったり、設備類のグレードを下げざる負えない状況が発生することが多々あるということを覚悟しておきましょう。

リフォームは希望が8割叶えば成功

上記で説明したようにリフォーム工事を実施する際には、必ず希望通りに行かない箇所が出てくると思います。これは、どんなに経験豊富なリフォーム会社に依頼しても同じことです。

いくら経験を積んでみても、実際に工事が始まるまで解からない部分があるのです。
とくに、柱や鉄骨の腐食具合などは、実際に壁を剥がしてみて初めて原状を把握できるからです。

ただし、このような不測の事態を全て予想して予算を組んでいては莫大な費用になってしまいますので、ほとんどのリフォーム会社は経験をもとに見積りを作ります。

そのため、リフォームをする場合には、多かれ少なかれ予算をオーバーしてしまうことが多いのです。

リフォーム業者に依頼する前にあなたが思い描いていたリフォーム工事が、リフォーム後に8割程度叶えられていれば、そのリフォーム工事は成功だったと言えるのではないでしょうか。

不動産を高く売却したければ仲介業者選びが重要! 一括見積もりサイトを使って引越し料金を限界まで安くする方法

  このエントリーをはてなブックマークに追加