マンションリフォームでは8軒の近隣対策が必要

一戸建て住宅のリフォームと違い、マンションリフォームでは8軒のお隣さんがあると言われています。

この8軒とは上下左右、そして上下斜めまで含めた8軒ということです。

リフォーム工事時の騒音はもっと離れて部屋にまで届くでしょうが、最低でも上下左右斜めまで含めた8軒くらいは、工事が始まる前に、必ずあなた自身がリフォーム工事の挨拶に伺っておいた方が良いでしょう。

近隣挨拶は業者まかせにしない

リフォーム工事の近隣挨拶はリフォーム業者側も行いますが、リフォーム業者任せにせず、肝心の近隣挨拶くらいはあなた自身で行うことを上記でもオススメします。また、挨拶時に用意しておいた方が良い物を紹介したいと思います。

別に引っ越しの挨拶ではありませんので、小物などの粗品を用意する必要はありませんが、「工事の内容」「工事の期間」「工事の時間」「緊急連絡先」くらいをメモしたプリントを渡しておくのが良いでしょう。

緊急連絡先はリフォーム業者が無断駐車などで迷惑をかける恐れがありますので、あなた自身の連絡先か、リフォーム業者の連絡先と担当者名などを記入しておくと良いでしょう。

共有施設部分に配慮する

マンションリフォームでは同じマンション住人のことも配慮しなくてはなりません。
騒音などの問題は近隣挨拶することで理解を得ることは出来るはずですが、マンションリフォームの場合には他にも迷惑をかける部分が多発しますので、十分な配慮が必要になります。

例えばリフォーム資材の搬入です。リフォーム工事が始まるのはだいたい9時や9時半くらいです。そうなるとリフォームに必要な資材の搬入を事前に行う事になるのですが、朝の出勤時に資材の搬入を行ってしまうとエレベーターを占領してしまい他の住人の迷惑になります。

その他にも駐車場の問題が発生します。リフォーム工事には内装業者や設備業者など多くの業者が出入りしますので、駐車場の確保をきちんとしておかないと、路上駐車などでマンション住人や近隣住人にも迷惑をかけることになります。

リフォーム工事では騒音や搬入など近隣への迷惑をすべて無くすことは出来ませんが、同じ迷惑をかけるにしてもしっかりと近隣挨拶をしているだけで、住民の方が受ける印象も大きく変わってきますので、近隣対策はしっかりとしておきましょう。

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