相見積りとは、複数のリフォーム業者から同じ工事内容で見積書を取ることを言います。
とくにリフォーム工事には定価という概念がありませんので、相見積りを取ることが非常に重要なのです。
さらに相見積りを取ることで、即契約などを迫ってくる悪質なリフォーム業者を回避できるというメリットもあります。
相見積りを取ることは業者に伝えておく
相見積りを取ることを後ろめたく思っている人も多いようですが、全然気にすることありません。
むしろ、見積りを依頼するリフォーム業者には正直に「他にも2社ほど同じ工事で見積もりを依頼しています」と言ってしまった方が良いでしょう。
相見積りを取っていることを業者に告知することで、業者側も頑張って価格を抑えてくれるはずです。
相見積りを取る際のタブーを知っておく
相見積りは適正な価格を知る為にも必要ですし、少しでも安い費用でリフォーム工事を考えている方には絶対に必要な行為なのですが、相見積りを取る場合のタブーがあることを知っておく必要があります。
まず、相見積りを依頼するリフォーム業者の数ですが、これは3社程度に抑えるのが無難です。5社や7社から相見積りを取って少しでも費用を安く抑えたいと思う気持ちはわかりますが、それだけ打ち合わせ回数などが増えてしまい、労力と時間の無駄になってしまいます。
そして、2つ目が相見積り書を他のリフォーム業者には絶対に見せてはいけません。
業者にとって見積書は非常に大事なものです。これをしてしまうと業者からの信頼を一気に失うことになります。
もちろん見せられた業者も同じことを他の業者にされるのだと思うと本気の見積書は決して作ってくれなくなります。
最後にひとつだけ注意点があります。
相見積りは金額を比較する際に非常に有効ですが、単純に金額だけを比較してしまうのはリフォーム工事に関していえば非常に危険です。
詳しくは別記事の「見積り書は単純に金額だけで比較してはならない」にて確認してください。